佐々木主浩の大リーグボール22号

大リーグボール22号[第532球]

【欅S】当たり前の事なのですが…

先週のオークスは、◎ルージュバックが2着。勿論、馬券は獲りましたが、ルージュが勝ち切れなかった理由は、ミッキークイーンとの置かれた状況の差でしょう。

圧倒的な人気を背負いながら見せ場すら作ることができなかった桜花賞を経て、オークスでも再び1人気。この状況下で桜花賞の二の舞だけは避けなければと、早めの競馬をせざるを得なかった戸崎騎手に対し、ミッキークイーンの浜中騎手は、道中では折り合いに専念。直線では満を持して追い出し、ターゲットとなるルージュをアッサリと捕らえました。追う者と追われる者の差がハッキリと見えたレースでしたね。

それにしても、4頭が出走したノーザンファーム生産馬が1~4着を独占。相変わらず大舞台での強さを見せ付けた訳ですが、果たしてダービーはどんな結末が待っているのか。今日1日ジックリと考えて明日のメルマガで結論を発表します。


それでは、土曜は東京のメイン【欅ステークス】を検討します。

以前のメルマガでも触れたことがありますが、オープンクラスのダート戦というのは、なかなか狙ったレースを使えないんです。その主な理由は、賞金を持っている上の世代の馬が多く、使いたいレースは除外される可能性が高いから。わざわざオープンまで出世したのに走らせたいレースには使えない、馬主にとってこれほど辛いことはありません。

この状況は、地方交流重賞でも同じことが言えます。聞くところでは、今年から制度が変わり、古馬のJpnⅡとJpnⅢに限り通算の収得賞金ではなく、近走の賞金で選ばれるようになったとの事ですが、一時期、マジンプロスパーを地方交流重賞に出走させようかという話になった時に、結局、近走で稼いでいても出走させる事ができませんでした(もう少し早く制度が変わっていれば…)。

従って、オープンクラスのダート戦は、『走らせたいレースを使ってきた馬』を狙うのがセオリーです。字面だけを見れば当たり前の事なのですが、舞台裏には様々な事情がある事は前述の通り。そして、今回の私の狙いは

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大リーグボール22号とは?

驚異の相馬眼を持つG1オーナー【佐々木主浩】のメインレースの最終見解が読めるのは『うまスクエア』だけ。また、愛馬の最新情報など、ここでしか絶対に読めない内容が超満載。
佐々木 主浩

伝家の宝刀・フォークボールで日米通算381セーブの金字塔を打ち立てた“大魔神”2006年11月に馬主登録を行い、僅か5年半後の2012年2月にはクイーンカップで所有馬のヴィルシーナが1着となり、馬主として初めて重賞競走を制覇すると、さらに翌々週には阪急杯でもマジンプロスパーが優勝。2013年5月12日ヴィクトリアマイルでヴィルシーナが優勝し、初のGI競走制覇を果たす。

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