完全攻略ファイル No.2
【小倉記念】小倉のフィナーレは若武者が逃避行で決める!
早くも夏の小倉開催は最終週。開催の掉尾を飾る重賞が、サマー2000シリーズ第3戦でもある
小倉記念(小倉・芝2000m)。
昨年の小倉大賞典の覇者で、小倉で行われた昨年の中京記念で2着に入ったエピファニーが枠順確定前に出走を取りやめ、混戦の度を増してきました。
そもそもハンデ戦であり、どこからでも入れそうな一戦。ここで一発を期待したいのは、格上挑戦の
スズカダブルです。
3勝クラス突破に時間を要しているものの、3歳時にはシンザン記念で少差の4着という好走実績があり、昨秋のキセキカップでは先のしらさぎステークスを勝ったキープカルムとクビ差の2着。
続き清水ステークスでも、次走のターコイズステークスで2着となるビヨンドザヴァレーの2着と3勝クラスとはいえハイレベルのレースを経験してきています。
その後、2走前、3走前と大きな着順が続きましたが、初めての2000mだった前走がこの馬らしい渋太さで4着。距離面にメドを立てる新たな一面も見せました。
今回は先に触れたシンザン記念以来となる重賞挑戦も、相手なりに渋太さを発揮する個性ですし、ナムラエイハブの存在はあるものの、行こうと思えば行けるメンバー構成。
テン乗りとなる若武者・
吉村誠之助騎手の手綱捌きにも注目です!