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【キーンランドC】元調教師が熱視線!前走2ケタ人気勝利がフロックでない理由


いよいよ夏競馬も終盤戦。今週はサマースプリントシリーズ第5戦、キーンランドカップ(G3、札幌芝1200m)が行われます。

前走で芝1600mのNHKマイルCを制しながら、スプリント路線に矛先を向けてきたパンジャタワー。2・3勝クラスを連勝中と勢いに乗るレイピアなど、3歳勢を中心に楽しみな馬が揃いました。

その中でも元調教師の立場から、個人的に注目しているのがエーティーマクフィです。

夏シーズンも競馬をご覧になられているファンの方であればよくご存じのとおり、これまでは主にダート1200~1400m戦で活躍。2歳時に札幌芝1800mのコスモス賞で2着があるものの、ダートの短い距離を主戦場としていました。

ところが前走は昨年2着したレースであり、出走を予定していた天保山Sを無念の除外。これは陣営にとって想定外であり、背景的に間違いなく渋々の参戦でしょう。芝レース自体2年半ぶり。デビュー2戦目以来となる函館芝1200mの青函Sに使ってきました。

しかし、フタを開けてみればメンバー最速タイとなるラスト3ハロン33秒7の末脚で差し切り。3歳秋に芝レースで勝ちきれない競馬が続きダート路線に活路を求め、素質が開花した馬とは思えない抜群の瞬発力を披露したのですから驚きです。

振り返れば2歳時の成績とはいえ、函館札幌では4戦3連対。激走の下地はありましたが先ほどお伝えした参戦経緯から、洋芝適性だけでは説明はできないでしょう。なぜなら厩舎サイドとしては負けて当然、大敗も覚悟していた出走ローテだからです。

これまでの成績からエーティーマクフィを陣営は「ダートの短距離馬」と認識しています。だからこそ天保山Sに出馬投票を行っているわけであり、青函Sは想定外の除外を受けての北海道遠征になります。事前にフェリーの手配などもしていなかったはずです。

そんな状況での激走ですし、予定どおり調整を積めている今回は相当な上積みが見込めます。前走を展開に恵まれた結果とフロック視するのは禁物で、重賞のメンバー相手でも得意の洋芝で1発を期待できる穴馬ではないでしょうか。
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「なぜ、こんなにも当たるのか?」その答えは、元調教師という唯一無二の経歴にあります。

馬をレースに送り出す側の視点を持つ境征勝氏だからこそ、他の誰もが見抜けない陣営の“本音”までをもお見通し。

事実、先週の札幌記念では、トップナイフ(10人気1着)をズバリ。そして今週も、境氏のプロの眼はすでに「馬券の核となる激走馬」を捉えています。

常識を覆すこの馬を知らずして、今年のキーンランドカップは語れません。穴の1頭をぜひ、この機会に!

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