完全攻略ファイル No.1
【シリウスS】実績馬vsコース巧者!阪神の砂上で火花散る激戦の行方
人気は能力の証か、それとも過信か。秋のダート戦線を占うシリウスステークスを徹底分析
世代屈指の器・テーオーパスワードに集まる期待
秋のG1戦線へ向けて、砂の猛者たちが鎬を削るハンデ重賞・
シリウスステークス(G3・阪神ダ2000m)。
今年の最大の焦点は、ただ一点に尽きる。ケンタッキーダービーで5着と世界の舞台で健闘し、前走・名古屋城Sを圧勝したテーオーパスワードが、その計り知れない器で古馬の強豪をねじ伏せることができるのか。ファンからの支持を一身に集め、断然の1番人気が予想される逸材だが、果たしてその評価は本物か。この難解な一戦の核心に迫っていきたい。
能力比較:テーオーパスワード vs 実績馬 vs コース巧者
【ポテンシャル】世代トップクラスの器を持つテーオーパスワード
まず、主役になりそうな
テーオーパスワードから見ていこう。国内では5戦4勝。唯一の敗戦は3勝クラスでのものだが、それ以外は常に他馬を圧倒してきた。特筆すべきは、7ヶ月ぶりだった前走で見せたパフォーマンス。楽々と抜け出し3馬身差をつける姿は、まさに大物の風格だった。コパノリッキー産駒らしいパワーと先行力は、阪神コースでも存分に活きるはずだ。
しかし、死角がないわけではない。今回は初の阪神コース。そして57.5kgというハンデも決して楽ではない。過去のデータを見ても、このレースはコース経験がモノを言う傾向が強い。能力だけで乗り越えられるほど、百戦錬磨の古馬たちは甘くないだろう。
【実績】トップハンデが格の証・ブライアンセンス
古馬勢の筆頭格が、58.5kgのトップハンデを背負う
ブライアンセンスだ。今年のマーチSを制し、アルデバランS(OP)も勝利。ダート中距離路線で常に上位争いを演じてきた実力は本物だ。近2走こそ案外な結果に終わっているが、立て直されて臨む今回は巻き返しの気配が漂う。テーオーパスワードと同じく阪神コースは未経験だが、豊富なキャリアで培ったレースセンスは大きな武器。ハンデの厳しさはあるものの、実績では断然こちらが上。世代交代を易々と許すつもりはないはずだ。
【コース適性】阪神の鬼が牙を研ぐラインオブソウルとタイトニット
この実績馬2頭に「地の利」で対抗するのがコース巧者たちだ。特に面白いのが
ラインオブソウル。阪神ダートの実績は【3-0-2-6/11】と出走馬中上位。55kgのハンデを活かして立ち回れば、直線でまとめて差し切るシーンまで考えられる。人気馬たちがコース適性に不安を抱える中、この馬の存在は極めて不気味だ。
そして、コース適性という点で見逃せないのが
タイトニット。阪神ダートは【1-1-0-0】、2000mの距離も【1-0-0-0】とパーフェクトな成績を残す。前々走のアンタレスSでは10番人気ながら2着に好走し、重賞でも通用する力を証明済み。安定感ではこの馬が目立ち、馬券の軸としては最適な1頭かもしれない。
展開予想と結論:主役は譲れないが、波乱の余地は十分
展開は、これといった逃げ馬不在でスローからミドルペースが濃厚だ。過去の阪神開催のシリウスSは、4コーナーを7番手以内で通過した馬が好走する傾向があり、ある程度前目のポジションを取れる馬が有利になるだろう。そうなると、先行力のあるテーオーパスワードにとっては有利な流れとなりそうだ。
以上の比較分析から、結論を導き出したい。
能力とポテンシャルを信じ、
テーオーパスワードを本命視する。初の阪神コースという課題はあるが、それを補って余りある器の違いを見せてくれることに期待したい。前走で見せた完成度の高さは、並の4歳馬のものではない。
しかし、馬券的にはコース適性上位の馬へ流すのが賢明だろう。対抗には安定感抜群の
タイトニット。そして、「阪神の鬼」
ラインオブソウルを穴馬として絶対に押さえたい。この2頭が、能力だけでは越えられない「経験の壁」としてテーオーパスワードの前に立ちはだかる。
世代交代を告げる圧勝劇か、それとも百戦錬磨の古馬やコース巧者が意地を見せるのか。秋のG1戦線を占う上で、見逃せない一戦。各馬の思惑がぶつかり合う、熱い戦いが今、始まろうとしている。
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