完全攻略ファイル No.2
【朝日杯FS】先週は推奨馬が快勝!今週は大駆けムードを漂わす穴馬に注目
先週の阪神ジュベナイルフィリーズは当欄で推奨したアスコリピチェーノが勝利。紆余曲折の末に勝負の手綱を託された北村宏騎手の好騎乗が光った。
打って変わって今週は2歳牡馬のマイルG1、
朝日杯フューチュリティステークス(阪神・芝1600m)。今年の出走馬で穴ムードを漂わせているのがデイリー杯2歳S3着
ナムラフッカーだ。
前走時は「他に行く馬がいなければ未勝利を勝った時みたく、逃げても面白いかもね」と積極策を示唆。同馬主で上位人気に支持されていた2頭出しナムラエイハブが直線勝負に賭ける青写真も、ペースメーカー役のフッカーがスタート後手を踏み後方からの競馬に。
ところがレースではメンバー最速の上がりで追い込み3着に好走。これには騎乗した
松山騎手も「スタートが出れず後方からになりましたが、折り合ってしっかり脚を溜めることができました。重賞でも能力は通用しますね」と確かな手応えを感じ取った様子。
この中間も松山騎手が騎乗して好時計をマーク。1週前追いでは厩舎のオープン馬ケイアイドリーに胸を借り、栗東ウッドの自己ベストとなる5ハロン66秒1を叩き出した。
状態は間違いなくデビュー以来1番のデキで、不可抗力とはいえ、これまでの好走パターンと全く異なる競馬で結果が出たのは収穫。混戦ムード漂う今年のメンバーで自在性は大きな武器となるはずだ。
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山川記者の重賞予想講座
朝日杯FS編
■プロフィール
記者歴十数年の中堅記者。1500レースを超える重賞のデータ分析と現場情報を武器に、夏競馬の重賞では5週連続で万馬券を的中させた。
朝日杯FSの最重要ワードは
『最速=最強』だ!
朝日杯FSの狙いは簡単だ。ズバリ……上がり最速=最強なんだよ。阪神開催となった2014年以降の成績は[4-3-1-3]で、連対率63.6%・複勝率72.7%だ。
しかも、これ馬券妙味もメチャクチャある。なんと複勝回収率300%以上!馬券的にもマジで美味しいデータだよな。とは言っても、2歳戦なんてほとんど分からないという方が大半だろう。
今年は、「是が非でも買いたい勝負馬」・「人気だけど実は嫌いたい馬」がハッキリしている。
◎本命・○対抗・▲単穴・☆連下・△押さえまで、全てを公開するから、ぜひ見てくれよ!