この春に行われた芝のG1レースは、ほとんどが東京競馬場で行われたもの。高速馬場でのスピード勝負がお馴染みの東京芝でのビッグレースは、どうしても高いスピード性能が求められがちになるため、キレのある瞬発力タイプが台頭しがち。
しかし、この宝塚記念において速い上がりは決して必要ない。近年のレース上がりを見ると、軒並み35秒以上かかっている。ちなみに、同じような距離のダービーでは33~34秒台の記録が出ている。両レースを比較すると以下の通り。
年 宝塚記念 ダービー
19年 3F35.3秒 3F34.3秒
18年 3F36.3秒 3F35.9秒
17年 3F35.7秒 3F34.6秒
16年 3F36.8秒 3F33.8秒
18年の日本ダービーこそ、若手騎手が大逃げを敢行したため上がりがかかっているものの、基本的にはより距離が短いにもかかわらず、宝塚記念の方が上がりのかかるレースとなっている。他の格式の高いレースと比較しても問われる適性が少々異なるレース、ということ。
狙いは、東京でキレを見せられる瞬発力タイプではなく、長く脚を使って追い上げが可能な持続力タイプ。これは同じグランプリである年末の有馬記念にも共通するだけに、覚えておきたい。
今年の宝塚記念で狙いたいのはカデナ。時には33秒台の上がりを叩き出す事も可能だが、基本的には持続力が必要な消耗戦を差し込む形がベスト。
小回りのコーナーでも問題なく追い上げられる器用さがあり、前走の大阪杯でも難なく対応したように、阪神の内回りコースへの適性は十分にあり。各馬が苦しくなる直線の急坂の部分でもしぶとく脚を使えるスタミナのある馬だけに、前走以上の走りを期待したい。
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[記事提供:ホースメン会議]
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