第1120回
採れたて!トレセン情報
関西事情通のちょっとイイ?話
【阪神カップ】
ライバルより一歩リードへ!
初重賞Vのビッグチャンス到来
いよいよ今年の中央競馬も最終週を迎える。
土曜日は中山でホープフルステークスと中山大障害、阪神では阪神カップが行われる。
平地重賞のホープフルステークスと阪神カップには、今年もサークル内を席巻してきたノーザンファーム生産の有力馬が大挙出走している。
それにより、ジョッキーの起用にもノーザンファームの采配が大きく影響している。
ノーザンファームのファーストジョッキーであり、全国リーディングトップを独走しているルメールは、中山ホープフルステークスのオーソクレースに騎乗。
新馬戦で騎乗し、見事な決め手を繰り出し新馬勝ち、2戦目の前走は先約優先で乗れずも、GIの舞台で再び手綱を取ることになった。もちろん上位人気は必至だろう。
全国リーディング2位の川田騎手は、やはりノーザンファーム生産のダノンザキッドに騎乗。昨年のコントレイルと同じ軌跡を歩んでいることもあり、恐らく1番人気に推されるのはこの馬だろう。
新馬戦ではその川田騎手が手綱を取り勝利を上げ、2戦目の黄菊賞ではルメールが手綱を取り2連勝したアドマイヤザーゲは、今年躍進している吉田隼人騎手が手綱を取ることになったが、これもオーナーサイドとノーザンファームの意向で決まった。
今年は関東リーディングも獲ろうかという勢いのある吉田隼人騎手、重賞勝ちも、先日のGIを勝ったソダシでの3勝を含め計6勝、その内5勝がノーザンファーム生産馬でのもので、関係者からの信頼も高く、川田もルメールも乗れない事で白羽の矢が立ったようだ。
そして…
吉田隼人騎手の中山遠征が決まった事で、今度は前走吉田隼人騎手で京阪杯を勝った
阪神カップの
フィアーノロマーノの鞍上が空き、ここもオーナーサイド・ノーザンファームの意向で
団野騎手に白羽の矢が立った。
先週もお伝えしたが、2年目の若手は乗れると栗東トレセン内では評判。筆頭格は岩田望来騎手だが、団野騎手も負けず劣らず、2年目としては十分の成績を残し人気のあるジョッキーだ。
騎乗するフィアーノロマーノは、前走1200mで重賞を勝ったとは言え、そもそもがマイル重賞を勝っている様にマイラー志向で距離延長は歓迎のクチ。また、阪神コースも得意としており、ここは初重賞制覇の大きなチャンス。
勝ち星ではリードされている岩田望来騎手はまだ重賞を勝っていないだけに、先に重賞制覇を成し遂げここでリードしたいところだ。
巡り巡って回ってきたビッグチャンス、初重賞制覇と言うものは、得てしてそんな時に訪れるもの。
団野騎手とフィアーノロマーノ、注目してみたい。
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