採れたて!トレセン情報

第1123回

採れたて!トレセン情報

関西事情通のちょっとイイ?話
エルフィンステークス
ここ一発の乗り替わり!
良血が桜花賞戦線に浮上

今年も早くも2月の競馬。春のGI戦線へ向けての戦いも徐々に白熱していく。

今週土曜日には、3歳牝馬のリステッド競走エルフィンステークスが行われる。

昨年、デアリングタクトがここを勝利し、余裕を持ったローテーションで桜花賞へ直行、そして牝馬3冠馬に輝いたように、早い内に賞金加算させるために重要なレースでもある。

実際、昨年のみならず、クリミナルは桜花賞2着オークス3着、マルセリーナが直行で桜花賞制覇、レッドディザイアが直行で桜花賞2着からオークスも2着など、この時期ながらクラシックに直結する重要なステップレースと言える。

まず注目は、1戦1勝ながら、その新馬戦では桁違いの決め手を魅せたエリザベスタワー。鞍上は武豊騎手。彼は阪神ジュベナイルフィリーズでは、小倉2歳ステークスを制したメイケイエールの手綱を取っていたが、桜花賞トライアルのチューリップ賞でもこの馬に騎乗を予定している。但し、まだ桜花賞での騎乗馬は決まっていない。

ここでエリザベスタワーが勝つ様なら、その騎乗馬候補の一頭となるだろう。

ただ馬券的には、まだキャリア1戦、しかも左回り、人気になるようなら難しい立場でもある。

馬券と言う意味なら、ヴェールクレールに食指が動く。

7月の阪神の新馬戦を勝った後、秋のききょうSで始動、ただやや折り合いに苦労し3着に敗れた。

そこで、修正するために一旦放牧に出され、復帰戦となった前走では、勝ち馬に出し抜けを食らってしまい2着に敗れたものの、きっちりと折り合い終い伸び、しっかり修正された走りを見せた。

勝てはしなかったが、その内容にはジョッキーも陣営も手応えを掴んでいた。

跳びが大きい馬で、距離延長は歓迎のクチ。そもそも血統的にも、牝系はディープインパクトの系統でクラシック戦線を賑わすには十分の筋の通った血。さらに…

管理している高橋亮師は、福永騎手と同期。だからなのだろう、福永騎手を乗せる時は、ここ一番の時、もしくはこういった期待馬である事が多い。

厩舎の初重賞制覇となった2014年のCBC賞トーホウアマポーラも、ここ一発の乗り替わりだったが、近年の成績でも、昨年は勝ち鞍こそ3つも、連対率40%、複勝率65%のハイアベレージ、一昨年でも連対率41.7%、複勝率58.3%と高アベレージを叩き出している。

福永騎手の今年の世代の牝馬のパートナーと言えば、阪神ジュベナイルフィリーズではヨカヨカに騎乗していたが、春のパートナーはまだ未定。

ここでヴェールクレールが勝つ様なら、それこそパートナー有力候補になるだろう。

馬券的な意味も踏まえて注目してみたい。


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