葵ステークス(京都・芝1200m)は2018年に重賞へと格上げ。まだG1勝ち馬は出ていないものの、オープン特別時代にはロードカナロア、カルストンライトオといった短距離界のスターホースが勝ち馬に名を刻む3歳限定のスプリント重賞。
春のスプリントG1・高松宮記念は勝ったサトノレーヴから4着のトウシンマカオまでを6歳馬が占拠。秋のスプリンターズステークスには次世代のスターホース誕生が期待されるところで、3歳代表として注目したいのが
クラスペディアです。
デビュー戦2着のあと、果敢に重賞の小倉2歳ステークスに挑戦。そこで2着に入って未勝利の身ながら一気に未勝利クラスを卒業してオープンクラスへと昇級。
その後も京王杯2歳ステークス5着、そして朝日杯フューチュリティステークスも14番人気ながら6着と健闘し、年明け初戦のクロッカスステークスで待望の初勝利。重賞での初勝利という快挙達成はならなかったものの、異色のキャリアを積み上げてきました。
堂々のオープンクラスに在籍していますが、まだまだ賞金確保が必要。ここはその絶好のチャンス到来で、実績は一枚上の存在。
気になるのは前走のファルコンステークス大敗ですが、終始モマレ通しの厳しい競馬で、ある意味ノーカウントにできる一戦。最終追い切りでは坂路で自己ベストに迫る好タイムで駆け上がっており、しっかりとリフレッシュがなされたといっていいでしょう。
実力がありながら、人気になりにくいタイプというのは、馬券を買う側からすると大変ありがたい存在。美味しい配当を狙い撃ちです!