うまスクエア

猫影です。

今週のマーケットは、乱高下が激しく、難しい相場でした。皆さんどう立ち回りましたか？

ビットコインが急落で、8万5000ドルを割り込んできました。一時、8万ドル付近まで売られましたからね、暗号資産は下落相場入りですね。

私のポートフォリオはというと、ハイテク株はそんなに持っておらずなので、日本株は上昇。一方、米株はかなり下落しています。まぁ、相場ですからこういうこともあります。

さて、今週のメインレースはマイルチャンピオンシップ。京都の芝にも「買いシグナル」が点灯している馬がいますね。早速見てしていきましょう。

⑮ジャンタルマンタル（ 牡4 / 川田将雅 / 58キロ ）
今回のレース、最も「盤石」と言えるのはこの馬でしょう。まず、川田騎手の過去10年の京都芝1600m連対率が43.0%という数字は脅威といっても過言ではありません。言えばウォーレン・バフェットが買い増ししているようなものです。

加えて、この馬自身の京都コース実績も2戦2勝、重賞勝ちありとパーフェクト。距離実績も申し分ありません。先行できる脚質は、展開に左右されにくく、ポートフォリオの核として、迷わず「買い」推奨です。

⑰ソウルラッシュ（ 牡7 / C.デムーロ / 58キロ ）
年齢を重ねて円熟味を増した、ソウルラッシュは2連覇へ向けて順調といったところ。芝1600mは7勝、京都コースでも複勝率100%（2-1-1-0）と、崩れるイメージが全く湧きません。

さらに、今回はC.デムーロ騎手への乗り替わりが大きな材料と見ています。彼の剛腕と、この馬の持続力が噛み合えば、突き抜けるシーンも十分に描けますね。消耗戦になれば、この馬の底力が光るはず。馬券には必須の馬です。

⑤アスコリピチェーノ（ 牝4 / C.ルメール / 56キロ ）
こちらは爆発力が魅力。最大の武器は、過去5走の上がり3F平均が33.0秒という驚異的な末脚です。メンバー中、最も鋭い切れ味を持っています。京都は初出走ですが、ルメール騎手のコース連対率31.8%がその不安を一掃します。

メンバーも揃って、実力勝負となりそうなここでは、京都外回りでこの馬の鬼脚が炸裂する可能性は極めて高いと見ます。馬群後方からのリスクはありますが、今のルメール騎手ならインを突く神騎乗も見込めそうです。

⑪オフトレイル（ 牡4 / 菅原明良 / 58キロ ）
市場が見落としている「隠れ優良馬」がここにいますね。特筆すべきは京都コース実績【3-3-1-0】。なんと一度も馬券圏内を外していません。これは特定の市場環境下で圧倒的な強さを誇るニッチトップ企業のようなもの。

上がり3Fの平均も33.2秒と極めて優秀。最後方に近い位置からの競馬になりそうですが、展開次第では、大外からまとめて面倒を見るポテンシャルを秘めています。オッズ妙味も含めて、絶対に外せないですね。

⑨エルトンバローズ（ 牡5 / 西村淳也 / 58キロ ）
この馬は「ディフェンシブ」として推奨したいですね。派手さはありませんが、過去5走の4コーナー平均位置は4番手と、好位を取れるセンスが抜群です。西村騎手とのコンビ相性も良く、京都コースでも崩れていません。

上位人気馬が牽制し合って仕掛けが遅れれば、好位から抜け出し、粘り込むのはこの馬でしょう。馬券に組み込んでおくことで、ポートフォリオ全体の安定感が増す、そんな存在です。

【結論】
今回のマイルCSは、実力が拮抗していますが、コース適性と騎手の腕という「ファンダメンタルズ」を重視しました。 馬券は上記に挙げた5頭の馬連ボックス(⑤⑨⑪⑮⑰・10点)で、来週の投資資金を底堅く手にしたいですね。

特に、ジャンタルマンタルとソウルラッシュの2頭は安心感があります。ここを中心に、オフトレイルの一発がボーナスとなればおいしいです。


■猫影（ねこかげ）
競馬歴25年、投資歴10年の40代ライター。現在は、数千万を投資で運用している。

競馬と投資は、市場に資金を投じるという点では同じという考えの持ち主。「予想とは、どの株を買うかと同じ」が持論。

馬券は、もっぱら投資スタイルと同様、底堅い馬券が信条。ただ、ここぞと言う時は、投資同様に思い切った攻めの予想に変貌する。

休日は、ジムに通い、株式相場をチェックして過ごす。トレードや馬券でやられた時は、愛猫4匹に癒やしてもらっている猫おじさん。