今週のボヤキ
ここ最近はどないしたっちゅうねん、このジメジメした空気は。
若いやつらは冷房の効いた部屋で洒落た横文字の酒でも飲んどるんかもしれんが、ワシに言わせりゃあ、このムシムシした季節は冷や酒を煽るに限る。
もちろんチンチンに冷やすんやのうて、常温の冷やや。
湯豆腐をつつきながら、これをグイッとやって、昔の競馬場の野次を思い出しとる時間がたまらんのや。
そんでもって「馬を見るな、枠を見ろ」がワシの鉄則。
この信念で、ジメジメした空気をぶっ飛ばしたろうやんけ!
今週の眼 函館記念 (G3)
「馬を見るな、枠を見ろ」。これがワシの鉄則じゃ。
本日は北の大地、函館記念じゃ。
今のファンはすぐにデータだの、調教のタイムだのと騒ぎ立てるが、そんなものはただの数字に過ぎん。
競馬で本当に大事なのは、展開と運、そして何よりも枠の並びじゃ。
馬連や3連単なんて便利なものがなかった昭和の時代、ワシらは出走表に印刷された枠の組み合わせだけを凝視して、そこに眠るドラマと大金の匂いを嗅ぎ取っとった。
同枠に入った人気薄が、人気馬の不発を救ってくれるあの「保険」の有り難み。
これこそが枠連の最大の魅力であり、今の若いやつらが忘れてしもた競馬の真髄や。
今年もオッズを見る限り、えらい混戦模様で世間は頭を抱えとるが、枠の並びをじっくり眺めれば、おのずと勝機は見えてくるてなもんよ。
親父の赤鉛筆【最終結論】
買い目はこうじゃ。
函館記念 (G3)
2枠 - 総流し
かつてはサッカーボーイが驚異的なレコードで勝ったレースやな。
今で言う3歳までしか走れんかったが、2000mならオグリキャップより強かったと信じとる。
おっと、脱線してもたな。
「馬を見るな、枠を見ろ」それがワシの鉄則。
どうもオッズがめちゃ割れとるが、デンマ(出走表)をグッと睨んでみよう。お!漆黒の闇から光が……、2枠や!
ファウストラーゼンは近走サッパリやが、2000mの弥生賞、ホープフルSがめちゃくちゃ強い競馬やった。ここで一発があってもおかしない。
ピースワンデュックはマイペースで行けたら渋太い。枠もエエところに入ったし、この馬の粘り込みも十分ある。
あとは残りの枠へ全流しや!
■淡輪 粂治(たんのわ くめじ)
競馬歴およそ半世紀。一番の思い出は1990年有馬記念。
4枠にオグリキャップ・メジロアルダン、3枠にメジロライアン・サンドピアリスが入ったオグリキャップの引退レースでメジロアルダン・サンドピアリスに想いを馳せて枠連3-4勝負。
まだ馬連がなかった時代。馬連であれば外れていた馬券が今も頭を駆け巡る昭和の競馬親父。
もちろん1987年の有馬記念。『ユ』ーワジェームス・『メ』ジロデュレンが4枠に入った『ユメ』の万馬券も的中させている。
また、プロ野球もこよなく愛し、少年時代は大阪球場、西宮球場で憧れの選手を追いかけ、プロ野球名鑑を手に遠くから選手の自宅を見ていたピュアな心の持ち主でもある。
相手がどこに来てもええように網を張る。これが大人の喧嘩の仕方ってもんじゃ。