うまスクエア

皆さん、こんにちは。猫影（ねこかげ）です。

今週の株式市場も乱高下しましたね。金曜の終値は50836円で680円ほど反発していますが…先物がすでに50000まで下落…。週明けは反落して始まりそうです。ハイテク株の下げがキツそうですね。また、金が買われる展開かな、これは。

さて、阪神ジュベナイルフィリーズ。2歳牝馬の頂点を決めるわけですが、今年は重賞勝ち馬が不在ということで、波乱もありそうです。そんな中でも、票を投じたい5頭を選定しました。

⑰タイセイボーグ (牝2/西村淳也/55キロ)
デビューから馬券を外しておらず、好業績な大手企業のように安定的さが光る1頭です。上がり3Fの平均は33.9秒とメンバー中3位の切れ味を持ちながら、4コーナー平均位置取りは「6番手」と、ハイペースの展開でも無理なく好位に取りつける絶妙なポジショニングセンスを持っています。

デビュー戦で阪神コースを経験しており、距離適性も証明済み。西村騎手のコース連対率18.5%も、この中ではまずまず。ハイペースになっても崩れなそうで、ポートフォリオの核となる存在です。

⑤ギャラボーグ (牝2/川田将雅/55キロ)
この馬は、2歳牝馬を牽引するリーダーじゃないかと見ています。上がり3F平均33.3という数字は、他馬と比較しても目立っていますし、先行脚質ですが、この圧倒的な基礎能力があれば、ハイペースに巻き込まれるというよりは、自らねじ伏せる力がありそうです。

鞍上はコース連対率34.7%を誇る「敏腕ファンドマネージャー」川田騎手。逆らう手はありませんね。

⑩イヌボウノウタゴエ (牝2/酒井学/55キロ)
今回の想定では、前が早くなりそうかなと思っています。その状況下で、最も化ける可能性がある「ダークホース」ならこの馬でしょう。

特筆すべきは、後方待機策から繰り出される上がり3F33.8の末脚。前の馬が崩れる展開なら、この馬の突き抜けが最も合理的です。

騎手の連対率に目を瞑ってでも、展開という「トレンド」が味方すれば、リスクリワードの観点から見逃せない1頭になるはずです。

⑥アルバンヌ (牝2/坂井瑠星/55キロ)
距離実績(2-1-0-0)が示す通り、すでに実績十分な「優良銘柄」です。1600m戦を経験し、連対を外していない安定感は、信頼性に足ります。

上がり3F34.2秒、位置取り4番手と、それぞれの平均値を見ると、派手さは前述の馬に譲りますが、坂井瑠星騎手（連対率23.6%）の手綱捌きは信頼に値します。他馬がどう動いても一定のパフォーマンスを出せる安心感があります。

⑦マーゴットラヴミー (牝2/武豊/55キロ)
レースの空気を読むことにかけては右に出るものがいない、レジェンド武豊騎手が鞍上です。上がり3F34.0秒とスピード能力もある程度高く、距離実績もあります。

前がかりの競馬になりそうなのがハイペース想定下では、やや懸念材料ですが、そこは百戦錬磨の鞍上。ペースを読み切り、絶妙なタイミングで仕掛けてくるでしょう。

老舗企業の底力を見るような、渋い働きを期待してのポートフォリオ入りです。

【結論】
馬券は上記に挙げた5頭の馬連ボックス(⑤⑥⑦⑩⑰・10点)で、来週の投資資金を底堅く手にしたいですね。

今年のレースは、どの馬が主役になってもおかしくない混戦模様。だからこそ、特定の1頭に資金を集中させる「一点張り」はリスクが高すぎます。私は、分散投資の考えを取り入れたボックス買い。

特に今回は、能力値に期待の⑤ギャラボーグと、展開がハマれば怖い⑩イヌボウノウタゴエ、安定感の⑰タイセイボーグを組み入れることで、ボラティリティ（波乱）を利益に変える戦略です。

【個別銘柄メモ】
来週の株式市場は、大きめに反落しそうなので、持ち株は拾っていこうかなと思います。

他には、反転した「任天堂」は押しを待って入れそうなら、「ミズノ」はワールドカップあるので注目しておこうかなと思ってます。

インド株・ゴールドは引き続き、落ちたてきたら追撃で。ゴールドはリスクオフで買われそうですが…。

■猫影（ねこかげ）
競馬歴25年、投資歴10年の40代ライター。現在は、数千万を投資で運用している。

競馬と投資は、市場に資金を投じるという点では同じという考えの持ち主。「予想とは、どの株を買うかと同じ」が持論。

馬券は、もっぱら投資スタイルと同様、底堅い馬券が信条。ただ、ここぞと言う時は、投資同様に思い切った攻めの予想に変貌する。

休日は、ジムに通い、株式相場をチェックして過ごす。トレードや馬券でやられた時は、愛猫4匹に癒やしてもらっている猫おじさん。