今週のボヤキ
今週はいよいよ桜花賞じゃ。桜といえば、造幣局の通り抜けも始まったな。最近の若いもんはスマホの画面ばっかり見て歩いとるが、もっと前を向いて季節を感じんかい、てなもんだ。ワシが若い頃は、桜の季節になるとカブに跨って、風を切りながら仁川へ通ったもんじゃ。あの頃の排気ガスの匂いが懐かしいわい。そんでな、午前中にいい配当を獲ったら、昼飯は奮発して宝塚カレーを食うのがワシの流儀じゃった。あのスパイシーな香りが、午後の勝負への活力をくれたんじゃ。今の小綺麗な競馬場もエエが、あの昭和の熱気と泥臭さが、どうにも恋しくなる今日この頃や。
今週の眼 阪神牝馬S(G2)
「馬を見るな、枠を見ろ」。これがワシの鉄則じゃ。
さて、今週は阪神牝馬ステークスだ。ヴィクトリアマイルを見据えた歴戦の牝馬たちが集う、春の阪神マイル戦やな。このレース、過去を振り返ってみても、すんなり堅く収まる年と、とんでもない波乱が起きる年が極端なんや。思わぬ伏兵が台頭し、ファンをアッと言わせたこともあった。小難しいデータや持ちタイムばっかり眺めてても、牝馬の繊細な心変わりは読めんのじゃ。大事なのは「展開」と「運」、そして何より「枠の並び」や。馬連や3連単がなかった時代から、ワシらは枠の隣同士の相乗効果に夢を託してきたんじゃ。同じ枠に入った馬が引っ張り合う、そんな見えない力が枠連にはある。だからこそ、少頭数だろうが波乱含みのレースだろうが、枠連という最強の「保険」をかけて勝負するのが生き残る流儀ってなもんだ。
親父の赤鉛筆【最終結論】
買い目はこうじゃ。
阪神牝馬S(G2)
8 - 総流し
土曜日は阪神牝馬ステークスで行くで!今は春にもヴィクトリアマイルっちゅうG1ができたこともあって、長く現役を続けて、更に強い牝馬がホンマに増えた。
このレースは頭数こそ少ないが、なかなかのメンツが揃いよった。少頭数は枠連向きやないと思う方も多いやろが、それは枠順の並びで判断や。ジーッとデンマ(出馬表)を睨んでみる。
ほれ!この8枠には穴で面白いと見てたビップデイジーが入った。更にエエ決め手を持ったエポックヴィーナスも入りよった。
コイツは格上挑戦やが、重賞でもいい競馬をしたことがある。8枠が眩しい光を放っとるで!
残りの枠は全流しじゃ。
■淡輪 粂治(たんのわ くめじ)
競馬歴およそ半世紀。一番の思い出は1990年有馬記念。
4枠にオグリキャップ・メジロアルダン、3枠にメジロライアン・サンドピアリスが入ったオグリキャップの引退レースでメジロアルダン・サンドピアリスに想いを馳せて枠連3-4勝負。
まだ馬連がなかった時代。馬連であれば外れていた馬券が今も頭を駆け巡る昭和の競馬親父。
もちろん1987年の有馬記念。『ユ』ーワジェームス・『メ』ジロデュレンが4枠に入った『ユメ』の万馬券も的中させている。
また、プロ野球もこよなく愛し、少年時代は大阪球場、西宮球場で憧れの選手を追いかけ、プロ野球名鑑を手に遠くから選手の自宅を見ていたピュアな心の持ち主でもある。
相手がどこに来てもええように網を張る。これが大人の喧嘩の仕方ってもんじゃ。