今週のボヤキ
この週末も夏日に近い気温の予報じゃ。春っちゅうより、もう初夏やな。最近の若い奴らはちょっと暑いだけですぐに冷房に頼りよるが、ワシらの若い頃はカブ(ホンダのバイク)に跨って、風を切りながら競馬場へ通ったもんや。汗だくで到着したスタンドに響き渡る、殺気立った競馬場の野次がたまらんかったんじゃ。今のお行儀のエエ競馬場では聞けんが、あの熱気が勝負師の血を騒がせたてなもんだ。さて、淀といえば、なぜか焼鳥丼や。これをガッツリ食べて、午後の英気を養うんや!
今週の眼 マイラーズC(G2)
「馬を見るな、枠を見ろ」。これがワシの鉄則じゃ。
ワシらの世代はマイラーズCといえば、仁川のイメージが強い。ニホンピロウイナー、ダイタクヘリオスといった昭和から平成を彩った名マイラーたちの激闘が目に浮かぶわい。そんな昔は馬連すらなかったんじゃ。あの頃は、タイムだの小難しい計算だの気にするより、展開と運、そして何より「枠の並び」を血眼になって見とった。今の連中はすぐ数字に頼りよるが、競馬は生き物じゃ。現場の空気と枠の色がすべててなもんだ。
3連単だの馬単だの、難しく考える必要はあらへん。枠連なら、エエ枠を買えば同枠の別の馬が飛び込んできても当たりになる「保険」がかかるんじゃ。これがワシの流儀だ。フルゲート18頭立ての淀マイル、紛れも十分に起きる舞台やからこそ、枠の良し悪しが明暗を分けるんじゃ。
親父の赤鉛筆【最終結論】
買い目はこうじゃ。
マイラーズC(G2)
6枠 - 総流し
日曜日は淀のマイラーズCで勝負や。18頭のフルゲート、当てがいのあるレースっちゅうもんよ。いつものように、ジッとデンマ(出馬表)を睨む。
ここで眩しい光を放っとるのは……、6枠や。パッと見たら実績馬が3頭揃う8枠が軸にはピッタリかもしれん。しかし、それを遮る眩しい光が6枠や。
ファーヴェントはここ2走、マイルの重賞でタイム差なしの2着と3着。もう、いつ重賞を勝ってもおかしない。
もう1頭のキョウエイブリッサは全く人気がないが、コイツも近走はマイルのオープンで大負けしとらん。
鞍上の田山くんも乗れとるさかい、ちょっと面白いと思うんや。
残りの枠は全流しじゃ。
■淡輪 粂治(たんのわ くめじ)
競馬歴およそ半世紀。一番の思い出は1990年有馬記念。
4枠にオグリキャップ・メジロアルダン、3枠にメジロライアン・サンドピアリスが入ったオグリキャップの引退レースでメジロアルダン・サンドピアリスに想いを馳せて枠連3-4勝負。
まだ馬連がなかった時代。馬連であれば外れていた馬券が今も頭を駆け巡る昭和の競馬親父。
もちろん1987年の有馬記念。『ユ』ーワジェームス・『メ』ジロデュレンが4枠に入った『ユメ』の万馬券も的中させている。
また、プロ野球もこよなく愛し、少年時代は大阪球場、西宮球場で憧れの選手を追いかけ、プロ野球名鑑を手に遠くから選手の自宅を見ていたピュアな心の持ち主でもある。
相手がどこに来てもええように網を張る。これが大人の喧嘩の仕方ってもんじゃ。