今週のボヤキ
なんか鬱陶しい天気でジメジメしよるなぁ。
こんな日はうどんの味もなんだかボヤけてしまいよる。
そっと目を閉じて、昔の競馬場の野次を思い出すと、このジメジメした空気すら吹き飛ばすほどの熱気と怒号が飛び交っとったもんやが、今の競馬場はちとお上品すぎるんとちゃうか。
せやけど、そんな湿っぽい空気に負けとったら馬券は獲れん。
「馬を見るな、枠を見ろ」がワシの鉄則。
御託はナシや、この梅雨のジメジメを昭和の心意気で吹き飛ばしたろやないか!
今週の眼 府中牝馬S (G3)
「馬を見るな、枠を見ろ」。これがワシの鉄則じゃ。
今回は府中の牝馬重賞、府中牝馬Sじゃ。
データや時計ばかりを気にする最近の若い衆は、やれ前走の上がりハロンがどうだの、調教の時計がどうだのとデジタルな数字に踊らされとるが、そんなもんはクソ喰らえじゃ。
競馬を動かすのは「展開」と「運」、そして何より「枠の並び」なんや。
特に牝馬限定のハンデ戦ともなれば、人間の思惑や馬の気性が複雑に絡み合って、とんでもない大波乱まで何が起きてもおかしくない。
馬連や3連単なんてハイカラなもんがなかった大昔から、ワシらは枠連の出目だけで勝負してきた。
あの頃に培った相枠眼から見れば、各馬の能力差なんて枠の引き順ひとつで簡単にひっくり返るのがよく分かる。
過去を振り返っても、人気薄の枠が内からスルスルと伸びてきて高配当を演出した歴史が何度もあった。
今回もスマホをぽちぽちしとる暇があったら、ゲートの並びをじっくり眺めてみい。
そこに勝利への道筋がハッキリと浮かび上がってくるはずじゃ。
親父の赤鉛筆【最終結論】
買い目はこうじゃ。
府中牝馬S (G3)
1枠 - 総流し
牝馬限定のハンデ戦。これだけでドキがムネムネしよる。
この大混戦で激しくフラッシュしとるのは……、5枠や!
テリオスララは阪神JFでも3着に来たことがある実力馬。ちょっとムラ駆けの傾向だが、あっさりと勝ってもおかしくない馬や。
ホールネスはエリザベス女王杯で3着に来たことがある。休み明けを叩いた前走はだいぶ前との差を詰めてきたし、そろそろ一発があってエエ。
何やら実力馬が過小評価になっとる気がする。
あとはいつもように残りの枠へ全流しや!
■淡輪 粂治(たんのわ くめじ)
競馬歴およそ半世紀。一番の思い出は1990年有馬記念。
4枠にオグリキャップ・メジロアルダン、3枠にメジロライアン・サンドピアリスが入ったオグリキャップの引退レースでメジロアルダン・サンドピアリスに想いを馳せて枠連3-4勝負。
まだ馬連がなかった時代。馬連であれば外れていた馬券が今も頭を駆け巡る昭和の競馬親父。
もちろん1987年の有馬記念。『ユ』ーワジェームス・『メ』ジロデュレンが4枠に入った『ユメ』の万馬券も的中させている。
また、プロ野球もこよなく愛し、少年時代は大阪球場、西宮球場で憧れの選手を追いかけ、プロ野球名鑑を手に遠くから選手の自宅を見ていたピュアな心の持ち主でもある。
相手がどこに来てもええように網を張る。これが大人の喧嘩の仕方ってもんじゃ。