東大名誉教授が射抜くワイド1点

[2025年7月19日]

【小倉記念】梅雨明けにふさわしい華麗な的中を!

米大リーグのオールスター戦をテレビ観戦して驚いたことがある。ホームラン王争いでナ・リーグは32本の大谷翔平がトップだが、ア・リーグは38本のローリー選手(マリナーズ)がトップだという。

なにしろこの男はとてつもなく凄い。何かと気を配らなければならないキャッチャーでありながら、打撃でもホームラン争いの先頭を走っている。ピッチャーと二刀流の大谷も凄いが、キャッチャーも投球を掴んだり、盗塁に気を配ったりと四六時中気を使っているのだから、凄すぎるというしかない。しかも、ローリー選手は右打ちでも左打ちでもやるというのだから、やはりMLBは世界一のプロ野球ということであらためて頭を下げたくなる。

急遽、小倉記念の予想をやる気になって、居酒屋の馬券ファンの情報交換会。口撃機関銃ヤマさんは、確固たる軸馬不在の難解レースとしながらも、格下でもハンデが手頃な馬が浮上すると警告なさる。人気薄の3勝クラスの⑦オールセインツが本命とか。相手も④メリオーレム、⑥シェイクユアハート、⑤マイネルメモリー、⑮ニホンピロキーフの4頭に絞り、馬連・3連複・3連単でいくらしい。

ギャンブル狂師ミノ先生は、昨年3着の⑯ディープモンスターに着目して、1枠・2枠・3枠だけの枠連3点でいくとか。穴党専科のマスター・ジュンは、前走の強い勝ち方から、わざわざ関東から遠方挑戦する⑧ラスカンブレスが自信を深めていると見なすらしい。上位馬への馬連・ワイド流しで狙うという。

さてさて、夏競馬は好調馬を探り当てるのが肝心。小倉が合っていそうな⑥シェイクユアハートに魅かれるものがある。もう1頭は定石通り「夏の牝馬」で軽量51キロの①イングランドアイズを狙ってみる。梅雨明けにふさわしい、華麗に儲かってみたいものだ。    


小倉記念
①-⑥ ワイド1点で勝負する
①-⑥ 2頭軸の3連複総流し14点で遊ぶ

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『ワイドの凌』よりひと言

昭和の「エースの錠」が拳銃を片手にのさばってから半世紀が流れた。平成を経て令和の世は馬券を片手に「ワイドの凌」でいきたい。狙い目はできるだけ少なく、基本はあくまでワイド1点勝負。ワイドは当たり馬券が3つもあるのだから、的は見えやすい。馬券は手を拡げると、あの馬も買っておけばよかったと悔やまれる。できるだけ狙い目を絞れば、そんな後悔もせずにすむ。人生は短いのだから、ストレスをかかえこまず、心ゆたかに競馬も馬券も楽しむこと。それがこの世界で長生きする秘訣である。

本村 凌二

1947年5月1日、熊本県八代市生まれ。
東京大学名誉教授。
専門は古代ローマの社会史。専門の近著に『ローマ帝国人物列伝』『一冊でまるごとわかるローマ帝国』

「もし馬がいなかったら、21世紀も古代だった」という想念におそわれ書き起こした『馬の世界史』が2001年JRA馬事文化賞を受賞。その他の競馬関連の近著に『競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』(中公新書)。20世紀のペンネームは本村雅人。

ハイセイコーが出走した1973年の第40回東京優駿日本ダービーから、第57回を除き、毎年東京競馬場でライブ観戦するなど、日本の競馬にも造詣が深い。
夏から秋にかけてはヨーロッパで過ごす事が多く、ダンシングブレーヴが制した、あの伝説の凱旋門賞や、タイキシャトルが勝ったジャック・ル・マロワ賞。また、シーキングザパールが日本調教馬として初めて海外GI競走を制したモーリス・ド・ギース賞などをも現地でライブ観戦している。競馬と酒をこよなく愛する、知る人ぞ知る競馬の賢人。

伝説の凱旋門賞
勝ち馬ダンシングブレーヴの他、ベーリング、シャーラスタニ他、JCにも参戦した鉄女トリプティク、そして日本ダービー馬シリウスシンボリも含め出走馬15頭中11頭がGI馬という当時としては最強のメンバーが集結したレース。そんな好メンバーの中、直線入り口最後方から全馬をまとめて差し切り勝ち、しかも当時のコースレコードのおまけ付だった。

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