東京大学名誉教授が射抜くワイド1点

[2025年7月12日]

【七夕賞】人気薄の軽量馬×堅実馬で大当たりの予感!

現在公開中のアメリカ映画「スーパーマン」は大そうおもしろいらしい。粗筋はいたって単純であり、弱い者の味方スーパーマンと宿敵の天才科学者レックス・ルーサーとの激しい戦いである。

レックスがスーパーマンを敵視するのは、遠くの異星からやって来た宇宙人であるからだという。よそ者が地球人の味方であるはずがないのだ。観客には本当にスーパええーマンが弱い者を救うヒーローなのかどうか、分からなくなってくるらしい。

そういえば、某国の頂点にいる為政者は強大な権力をもって貧弱な庶民の味方のごとく威勢がいいが、これまで描いていた弱者の救済者なのか、世界中の人々が頭を痛めているところだ。ひとまず、美しきヒーローであり、とんでもない暴君でないことを期待しておこう。

さて、七夕賞といえば、男と女の出会いの物語である。ところが、今年は、女の牝馬が1頭も出走していない。男馬どうしの同性愛レースでしかない。

居酒屋「青夷」の口撃機関銃ヤマさんは、とにかく⑮ドゥラドーレスの強さを素直に認めて本命にするらしい。とりわけここ2戦の走りっぷりは遅咲きの血脈が開花したかのようで安定しており、自信の本命という。相手本線も②コスモフリーゲン、⑭バラジ、⑫シルトホルンの3頭で、馬連・3連複・3連単で狙うらしい。

ギャンブル狂師ミノ先生は、小回り福島コースに相応しい先行力と粘りが真価を発揮すると②コスモフリーゲンに注目する。相手は、夏の芦毛、騙馬、関西馬でいくそうだ。

穴党専科のマスター・ジュンは、このレースはキングマンボ系が穴を出すので人気薄?ドラゴンヘッドを選ぶという。しかも、52キロの軽ハンデがあるから侮れないのだ。

さて、ハンデ戦の七夕賞なら、人気薄の軽量負担馬が狙いごろ。格下でも最軽量の①ドラゴンヘッドに食指が動く。相手としては、3着は外しそうにない実力馬⑮ドゥラドーレスを狙って堅実に賭けてみる。そろそろ当たりそうな予感があるが、気のせいだろうか。


七夕賞
①-⑮ ワイド1点で勝負する
①-⑮ 2頭軸の3連複総流し13点で遊ぶ

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『ワイドの凌』よりひと言

昭和の「エースの錠」が拳銃を片手にのさばってから半世紀が流れた。平成を経て令和の世は馬券を片手に「ワイドの凌」でいきたい。狙い目はできるだけ少なく、基本はあくまでワイド1点勝負。ワイドは当たり馬券が3つもあるのだから、的は見えやすい。馬券は手を拡げると、あの馬も買っておけばよかったと悔やまれる。できるだけ狙い目を絞れば、そんな後悔もせずにすむ。人生は短いのだから、ストレスをかかえこまず、心ゆたかに競馬も馬券も楽しむこと。それがこの世界で長生きする秘訣である。

本村 凌二

1947年5月1日、熊本県八代市生まれ。
東京大学名誉教授。
専門は古代ローマの社会史。専門の近著に『ローマ帝国人物列伝』『一冊でまるごとわかるローマ帝国』

「もし馬がいなかったら、21世紀も古代だった」という想念におそわれ書き起こした『馬の世界史』が2001年JRA馬事文化賞を受賞。その他の競馬関連の近著に『競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』(中公新書)。20世紀のペンネームは本村雅人。

ハイセイコーが出走した1973年の第40回東京優駿日本ダービーから、第57回を除き、毎年東京競馬場でライブ観戦するなど、日本の競馬にも造詣が深い。
夏から秋にかけてはヨーロッパで過ごす事が多く、ダンシングブレーヴが制した、あの伝説の凱旋門賞や、タイキシャトルが勝ったジャック・ル・マロワ賞。また、シーキングザパールが日本調教馬として初めて海外GI競走を制したモーリス・ド・ギース賞などをも現地でライブ観戦している。競馬と酒をこよなく愛する、知る人ぞ知る競馬の賢人。

伝説の凱旋門賞
勝ち馬ダンシングブレーヴの他、ベーリング、シャーラスタニ他、JCにも参戦した鉄女トリプティク、そして日本ダービー馬シリウスシンボリも含め出走馬15頭中11頭がGI馬という当時としては最強のメンバーが集結したレース。そんな好メンバーの中、直線入り口最後方から全馬をまとめて差し切り勝ち、しかも当時のコースレコードのおまけ付だった。

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