うまスクエア

【境和樹・穴馬券ネオメソッド】

AM1422kHz・ラジオ日本【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R～12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)

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日曜・阪神11R 阪急杯(G3)(芝1400ｍ)


先週、同じ舞台で行われた京都牝馬S同様、このレースも阪神芝1400重賞の特注血統であるストームキャット系に注目。



先週の京都牝馬Sでは、4頭いたストームキャット系保持・内包馬の中から、ロータスランドが3人気3着。
それ以前のレースを見ても、ストームキャット内包種牡馬のロードカナロアを筆頭に、保持・内包馬の活躍が目立ちます。昨年のファンタジーSを10人気で勝ったリバーラのような人気薄も拾えており、馬券的な重要性は極めて高いと言っていいでしょう。
なお、昨年の阪急杯を勝ったダイアトニックも、ストームキャット内包種牡馬のロードカナロア産駒でした。

今年の阪急杯に出走するストームキャット系保持・内包馬は以下の通り。

②メイショウチタン
(父母父ストームキャット)

⑤ダディーズビビッド
(父母父ストームキャット)

⑪アグリ
(父カラヴァッジオ)

⑯ルプリュフォール
(父母父ストームキャット)

⑪アグリは、父カラヴァッジオがストームキャット系。先週の京都牝馬Sで3着したロータスランドの母父スキャットダディの後継種牡馬です。

2走前が前半3F36.3秒の緩いラップを踏んでの逃げ切り勝ち。上がり3F11.6-11.0-11.0秒に一定の評価はしたものの、正直、昇級してどんなもんだろう？と懐疑的でした。

しかし、昇級緒戦の前走では、一転して前半3F33.7秒のハイペースを番手で追い駆け、11.4-11.7-12.2の失速型ラップを押し切りました。

ここ2戦、ほとんど真逆と言っていいレースで全くパフォーマンスを落とさなかったところに本格化の跡がクッキリ。重賞でも侮れません。



中山9R
水仙賞(芝2200m)
◎⑧フェアエールング

ゴールドシップ産駒のこの馬にとって、今回の条件替わりはパフォーマンスアップの好機。

セントポーリア賞 東京芝1800m 【0-1-7-53/61】連対率1.6％
芙蓉S 中山芝2000m 【3-7-1-75/86】連対率11.6％
札幌2歳S 札幌芝1800m 【1-2-2-12/17】連対率17.6％
新馬戦 福島芝1800m 【9-3-2-23/37】連対率32.4％

これは、⑧フェアエールングがデビューから走ってきたコースにおける、2021年以降のゴールドシップ産駒の成績です。

前走の東京芝1800mを筆頭に、初勝利を挙げた新馬戦以降、この馬が血統的にイマイチな条件を続けて使われてきたことが分かります。

そして今回の舞台が中山芝2200m。この舞台における2021年以降のゴールドシップ産駒の成績は【4-10-6-36/56】連対率25.0％。単回率112％、複回率160％と適性の高さは折り紙付きの条件。新馬戦以来となる“適条件”出走となるわけです。

着順こそ悪いものの、徐々に粗削りだったレース振りがまともになってきた印象もあります。ソロソロ大駆けがあってもよさそうです。



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