うまスクエア

【境和樹・穴馬券ネオメソッド】

AM1422kHz・ラジオ日本【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R～12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)

---

東京11R　共同通信杯(G3)(芝1800ｍ)


高速上がり比べに対する耐性と、サドラーズウェルズの血が共同通信杯の2大ポイント。



いかにも東京らしい、スローペースからの瞬発力比べが共同通信杯のデフォルト。

勝ち馬の上がりを見ても、かなり速い上がりが必要だと分かります。近年の上位馬を見ても、大半の馬が近2走以内にメンバー最速上がりを使って勝った経験がありました。

まずはこういった競馬に対する適性を少ないキャリアからでも見抜く必要があります。

続いて血統面。これはサドラーズウェルズに注目。



昨年、3人気で勝ったファントムシーフは、母父がサドラーズウェルズ系メダグリアドロ。

21年は7人気2着と穴を開けたヴィクティファルスが、母父ガリレオで血統テーマに該当していました。

20年の勝ち馬ダーリントンホールは、父ニューアプローチがサドラーズウェルズ系。

19年2着アドマイヤマーズや、16年6人気1着ディーマジェスティは、母母父にサドラーズウェルズ系を内包していましたし、18年6人気1着オウケンムーンの母父エリシオは、サドラーズウェルズの全弟フェアリーキングの系統、いわゆる“一族”にあたります。

瞬発力耐性とサドラーズウェルズ系に着目すると、必然的にここは④ミスタージーティー出番ということになります。

新馬戦がメンバー最速の33.7秒を使っての差し切り勝ち。母父はサドラーズウェルズ本体です。

ホープフルSは、大外枠から上手く立ち回ったものの、逆に上手く立ち回り過ぎて進路がなくなり、ドン詰まりを喰らうという極めて勿体無い競馬。その鬱憤を晴らす走りを見せてくれることでしょう。





京都11R
京都記念(芝2200m)
◎⑪マテンロウレオ

巻き返しを狙う⑪マテンロウレオに◎。

中山金杯は、序盤に位置が取れず後方からの競馬。向正面でも外に出そうとするタイミングで外をブロックされるような形になり、結果的に仕掛けのタイミングが遅れてしまった印象。高速馬場だった今年頭の中山開催開幕週とあって、外々を回って進出する形はいかにも不利でした。しかも、58.5キロの斤量を背負って。

場所は違えど、昨年のこのレース2着馬。その後も大阪杯、天皇賞・春と続けて掲示板を確保するなど、本来の地力はここに入っても一枚上の馬。しかも今回は57キロへの斤量減。

血統的にも、リニューアル後の京都芝2200mで【3-1-3-10/17】のハーツクライ産駒。

同コースで行われた昨年のエリザベス女王杯、京都新聞杯でも、前者では直接の産駒ハーパーが3着に入り、2着のルージュエヴァイユも、後継機のジャスタウェイ産駒。後者では、ダノントルネードが2着と、ハーツクライ一族はシッカリ結果を出しています。

[PR]新競馬プラットフォーム
【馬券のミカタ】にアツい予想が大集合！
境和樹の激アツ推奨馬も無料公開中！