うまスクエア

【境和樹・穴馬券ネオメソッド】

AM1422kHz・ラジオ日本【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R～12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)

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中山11R 皐月賞(G1)(芝2000ｍ)


2度の急坂越えに早めのペースアップという中山芝2000m特有のスタミナ＆底力比べになる皐月賞。血統的にも、欧州血統、中でも凱旋門賞血統の価値が高まることになります。



一昨年の勝ち馬ソールオリエンスは、極めて分かりやすい皐月賞向きのタイプでした。母父モティヴェイターは、種牡馬として凱旋門賞連覇のトレヴを輩出した馬で、21年8人気2着タイトルホルダーの母父でもありました。

22年の2、3着馬は、ともに現役時代に凱旋門賞を勝ったトニービンを内包。その他、凱旋門賞馬バゴやその父ナシュワンも好走馬に絡んでいます。

また、週中には雨予報があったものの、どうやら良馬場で行われることになりそうな状況。こうなると、昨年同様の超高速決着も視野に入れる必要があります。

凱旋門賞血統を保持または内包しつつ、高速耐性が証明されている馬が、今年の穴候補になります。

②エリキング
(母母父デインヒル)

③キングスコール
(母父フランケル)

⑧ジーティーアダマン
(父母父トニービン)

⑨ピコチャンブラック
(母母父サドラーズウェルズ)

⑩クロワデュノール
(母父ケープクロス)

⑰ファウストラーゼン
(母母父ケープクロス)

⑩クロワデュノールは1頭抜けた存在だと思いますが、穴と狙えば③キングスコール。

血統的には、母父フランケルが2022年の凱旋門賞馬アルピニスタを輩出しておりテーマをクリアする存在です。

馬場差-1.5秒という高速馬場を利してレコード勝ちした新馬戦で高速馬場に対する適性を証明している点も見逃せません。

何とか間に合ったという過程だった前走は、権利が獲れれば御の字という状況。そこを使っての上積みは計り知れないはずで、GⅠでも勝負圏突入を期待できます。




福島11R
福島牝馬S(芝1800m)
◎⑫ホーエリート

福島牝馬Sは、牝馬限定戦のわりにスタミナ血統が強く、特注は欧州血統とステイゴールド。



昨年の1、2着馬はともにフランスのGⅠを勝った経験がある馬を父か母父に保持。その他、サドラーズウェルズ系やダンシングブレーヴなども好走馬に絡んでいます。



新潟で行われた21年を除き、ここ最近になって該当馬の好走が目立つステイゴールド系保持馬。欧州血統が幅を利かせるくらいスタミナ欲求が強いレースですから、サンデー系屈指のスタミナ型であるステイゴールド系も必然的にパフォーマンスを上げやすくなるという構図です。

⑫ホーエリートは、トニービン内包種牡馬のルーラーシップを父に持ち、母父はステイゴールド。このレース向きの血統背景を持っています。

GⅠでは分が悪いものの、前走の中山牝馬Sでは2着。牝馬同士のローカル重賞なら十分手が届くところにいます。また、1800m【1-2-1-0】という距離巧者ぶりも見逃せません。

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