境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(公開馬券編) [2013年10月6日]

典型的前哨戦

毎日王冠の馬券の鍵は「G1のような主流条件だと少し足りない、マイラー色の強い馬を狙え」と話す“境和樹”の買っておきたい人気薄とは?

【日曜の穴馬券ネオメソッド】

東京11R 毎日王冠 芝1800m

(11)レッドスパーダ

動画で解説 ~毎日王冠(G2)~

昨年、タッチミーノットを本命にした際にも指摘しましたが、この毎日王冠というレースは典型的な前哨戦、すなわち、『G1だと足りない馬』が平気で走るレースです。本番が次に控えているという側面もありますが、東京芝1800mという中途半端な非根幹距離で行われること、後述する『実はマイラーが強い』という傾向から、天皇賞・秋を狙うような(もっと言えば、勝ち負けもできそうな)有力馬がポロポロ取りこぼします。

競馬ファンの間でもG1と同等かそれ以上の人気を誇るレース(実際、私もかつては毎年このレースだけは現地に観に行っていました)。それゆえにスター候補に印が集まるという側面もあって、意外と波乱含みのレース、すなわち、盲点の馬から穴馬券が拾いやすいレースです。

そんな毎日王冠のポイントは以下の通り。

1.マイラーが強い
2.ダンスインザダークでも勝てる


【安田記念とマイラーまたは隠れマイラー】
12年1着カレンブラックヒル(NHKマイルC勝ち)
12年2着ジャスタウェイ(アーリントンC勝ち)
11年2着リアルインパクト(安田記念覇者)
10年2着エイシンアポロン(この後、マイルCS勝ち)
09年1着カンパニー(この後、マイルCS勝ち)
08年1着スーパーホーネット(マイルGⅠで再三好走)
06年2着ダンスインザムード(桜花賞、Vマイル勝ち)
05年2着テレグノシス(NHKマイル勝ち)


このレースの前にマイルで重賞、G1を勝っている馬はもちろん、後にそれらのレースを勝つ馬(これを“隠れマイラー”とします)も含めると、ほぼ毎年、マイラーが好走していることが分かります。天皇賞・秋(芝2000m)の前哨戦、しかも実走距離が1800mということもあってなかなかイメージしづらいかもしれませんが、これが現実です。

『毎日王冠では、マイラー、潜在的マイル適性保持馬を狙え』

ということですね。

さらに、このレースの前哨戦らしさを示すのが、ダンスインザダーク産駒の好成績。

過去の成績は(2-0-1-3/6)。07年には8番人気チョウサンが勝ち、11年にはダークシャドウが1番人気に応えて快勝。昨年は9番人気タッチミーノットが9番人気の低評価ながら3着と馬券に絡んでいます。

ダンスインザダーク産駒は、分かりやすく言えば決め手が全くない、勝ち切れない血統です。どの条件を見ても勝率が低く、人気に応えられないこともしばしば。要するに、“主流ズレ”しているわけです。菊花賞では強さを見せますが、1年に1回しかない3000mのG1でしか好走できないところが、ダンスインザダークの主流ズレを証明していると言えます。

そんなダンスインザダークがのべ6頭で3度馬券になるなんて、よほどそのレースが“主流ズレ”していないとあり得ないこと。そのレースが、毎日王冠なのです。

また、これは安田記念の予想コラムでも指摘しましたが、私は根本的にダンスインザダーク産駒はマイル近辺が一番力を発揮できると考えています。菊花賞以外、唯一のG1制覇となったのが安田記念。先ほども申し上げた「安田記念とマイラー」という点とも、ダンスインザダークは絡んできます。

以上のことから、毎日王冠というレースのテーマは

『G1のような主流条件だと少し足りない、マイラー色の強い馬を狙う』

ということになります。

このテーマに沿って、今年買うかどうか検討すべき馬は以下の通り。

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境和樹の馬券ネオメソッドとは?

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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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