教えてマサカツ先生!

【宝塚記念】2週前倒しで大変貌!元調教師が注目「日程変更で泣く馬、笑う馬」


東京で5週連続G1が終わったのも束の間、今週は舞台を阪神に移して宝塚記念(G1、芝2200m)が行われます。

皆さんご承知のとおり今年度から競馬番組の日程が大きく変更。その中でも目玉級の改革が昨年まで6月の阪神最終週に行われていた宝塚記念の2週前倒しでしょう。

ファンの中にはレースの施行時期を安易に移動するべきではないと考える方も、少なくないかもしれません。私のような古い人間は特にそう感じますね(苦笑)。

ただ、元調教師として管理馬を送り込む立場からすると、宝塚記念の2週前倒しは大英断と言えます。

昨年までの宝塚記念は梅雨の時期ということもあって、どうしても雨に祟られることの多いレースでした。しかも最終週で内ラチ沿いの芝は荒れていますし、京都で行われた24年は重馬場を味方に付けたブローザホーンが大外一気の競馬で快勝しましたね。

しかし、今年は状況が一転、開催2週目となります。当然ながら最終週と比べて芝の痛みは進んでいませんし、当日の天候や道中のペース次第によっては、宝塚記念としては異例の高速決着となる可能性すらあります。

参考までに昨年まで6月中旬の阪神芝2000mで行われていた牝馬限定のハンデG3、マーメイドSの馬場状態と比較してみましょう。ちなみに京都に舞台を移した昨年は良馬場。ハンデ50キロとアリスヴェリテが1分57秒2の好時計で逃げ切りました。

【宝塚記念の馬場状態】
良:5回
稍:4回
重:1回

【マーメイドSの馬場状態】
良:9回
稍:1回
(過去10年)

直線の短い阪神内回りコースという舞台は同じでも、レース施行が開催前半になることで時計の出方に大幅な違いが生じます。これにより例年とは異なる適性が求められ“泣く馬、笑う馬”が変化することは注意が必要でしょう。

あいにく今週末の阪神は雨予報ですが2週目の馬場であれば、例年ほど極端な外差し決着にはならないはず。今年の出走予定馬ですと前走の日経賞は開催5週目の荒れ馬場に決め手を削がれ、3着に敗れた菊花賞馬アーバンシックは日程変更が有利に働きそうな1頭です。

阪神芝2200mとコース形態が似ている中山芝2200mのセントライト記念勝ち馬ですし、巻き返しが期待できます。
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