昨年は10番人気のワンダーリーデルが2着。一昨年は9番人気のスマートアヴァロンが3着。この2頭の共通点をご存知でしょうか？

根岸S(東京・ダ1400m)において、馬券の重要なカギを握るのが8歳馬の存在です。

過去10年の8歳馬の成績は(0-2-4-18/24)で、勝鞍こそないものの複勝率25％は年齢別成績で4歳馬の30.8％に次ぐ堂々の2位。

2ケタ人気が3頭いて、4勝で最多勝の6歳、3勝を挙げている5歳を上回る数字を叩き出しているのです。

そして！好走していた8歳馬には下記の特徴がありました。

根岸Sで好走した8歳馬

21年 2着 ワンダーリーデル(10人気)
→3走連続重賞5着以内

20年 3着 スマートアヴァロン(9人気)
→3走連続オープン3着以内

16年 2着 タールタン(6人気)
→前走・オープン1着、3走前・オープン3着

16年 3着 グレープブランデー(10人気)
→3走前・重賞2着

15年 3着 アドマイヤロイヤル(15人気)
→2走前・重賞3着

14年 3着 シルクフォーチュン(5人気)
→前走・重賞3着

そうです。好走した8歳馬には直近3走以内に重賞・オープン特別での好走歴がありました。

8歳といえば、衰えも気になってくるところですが、3走以内に好走するパワーがあれば、ここでもベテランらしい走りを見せているのです。

今年出走するサクセスエナジーは2走前に交流重賞の東京盃を勝利。リアンヴェリテも3走前にオープンのコーラルSを勝っており、こちらは好相性の武蔵野S直行組です。

2頭ともに実績は十分ながら、ここは人気の盲点となりそう。今年も8歳馬の激走に要注意です！

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