好走タイプに共通するのは…
アノ人気馬は微妙!?


郷に入れば郷に従え。阪神大賞典はそんなレースである。どういうことか?

近年は長距離戦でもスローペースからの末脚比べとなるレースが増えてきた。所謂『ヨーイドン』の、長距離適性よりも脚の速さだけが問われるような流れ。

2年前の菊花賞なんかがまさにそのパターンだった。フィエールマン、エタリオウ、ユーキャンスマイル…これらは軒並み33秒台の速い上がりを叩き出している。競輪のような、レース後半に一気にペースが上がる展開が増加傾向にある。

そのような展開になると、本質的には短めの距離が合っている馬でも対応できてしまうのだが、阪神大賞典はどうもそれに当てはまらない。毎年のようにスタミナタイプの馬の好走が目立っている。郷に入れば郷に従え。これは当レースにおいては「長距離戦ならば長距離適性に従え」と言い換えられる。

実際に、過去に当レースを好走した、2000M以下の重賞で好走歴のある馬を見てみよう。

18年1着 レインボーライン
・2000M以下
アーリントンC1着(1600M)
・2400M以上
菊花賞2着(3000M)

17年1着 サトノダイヤモンド
・2000M以下
きさらぎ賞1着(1800M)・皐月賞3着(2000M)
・2400M以上
有馬記念1着(2500M)・菊花賞1着(3000M)

15年2着・デニムアンドルビー
・2000M以下
ローズS1着(1800M)
・2400M以上
→ジャパンC2着(2400M)

中距離戦で真価を発揮するスピードを持っているだけでなく、当レース以外にも長距離戦で好走できたスタミナの持ち主である。決め手比べになりがちだからと言って、スタミナを軽視してしまうのはナンセンスということだ。

この点を考えると、3000M級のレースで活躍はしているものの、上位人気に推されるであろうユーキャンスマイルを過度に評価することはできない。

前述の通り、菊花賞は皆が揃って33秒台を叩き出す瞬発戦、そしてダイヤモンドSも自身の上がりが33秒台となる緩い流れのレースであった。その一方でスタミナが問われる展開となった万葉Sでは、重賞級との評価まではできぬヴォージュに敗れている通り、未だ体力面には疑問符がつくのが現状。

であれば、本馬よりもスタミナに特化した、純正ステイヤーの評価を上げる事が妥当だろう。

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[記事提供:ホースメン会議]

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