完全攻略ファイル No.3
【阪神大賞典】長丁場で再浮上!一発ムード漂う人気の盲点とは?
JRAの重賞で3000mを超えるのは、距離が長い順にステイヤーズステークス(3600m)、ダイヤモンドステークス(3400m)、天皇賞春(3200m)、菊花賞と並んで3000mで行われるこの
阪神大賞典(阪神・芝3000m)の5つ。JRAでも数少ない長丁場の重賞です。
今年は3連覇を狙うディープボンド、菊花賞、有馬記念と連続2着で勢い十分の4歳馬ボルドグフーシュ、同じく4歳馬でホープフルS2着、菊花賞3着の実績を誇るジャスティンパレスが人気を集めそうな様相も、一角崩しを狙う伏兵陣も虎視眈々。そこで狙ってみたいのが
アイアンバローズです。
先に名前が上がったジャスティンパレスの兄で、昨年の2着馬。連覇を果たしているディープボンドには敵わないものの、特殊な距離でリピーターが出やすい条件とあって、昨年2着の実績は胸を張れるものといえるでしょう。
阪神大賞典のリピーター(過去10年)
ディープボンド
21~22年1着
ユーキャンスマイル
20年1着、21年2着
シュヴァルグラン
16年1着、17年2着
ゴールドシップ
13~15年1着
近走成績がやや冴えないものの、ステイヤーズステークス以来の休み明けだった昨年から、今年は東海ステークスを挟んでの連戦。レース間隔そのものは悪くありませんし、10着という結果も、初めてのダート戦が強者揃いのG2であれば度外視もできます。
また、中間の調教過程も動きに活気があり、昨年2着時にも見劣りはしませんし、臨戦態勢は申し分ありません。
ちなみに、父オルフェーヴルの阪神大賞典といえば、3コーナーで大きく外へ逸走するアクシデントでポジションを落とし、そこから猛然と追い込みながら2着惜敗となった曰く付きのレース。昨年の自身の2着に加え、父の無念を晴らしたい一戦でもあります。
人気は弟に譲りそうですが、結果では兄が意地を見せる!そんなストーリーも十分可能であり、馬券的にも積極的に狙ってみたい1頭です!
関連記事
【平井雄二のBe The Winner】阪神大賞典・今年は該当馬あり!王道の出走パターンに当てはまる2頭!