馬券情報・最前線(栗東編)
関西の事情通が思惑の真相に迫る!
京阪杯(G3)
今週一頭入魂!
いよいよ日曜日はジャパンカップ。昨年は3冠馬3頭の対決で盛り上がったが、今年はダービー馬対決で大きな盛り上がりを見せている。
金曜日の前売りでは昨年のダービー馬であり3冠馬コントレイルが1番人気、そして今年のダービー馬シャフリヤールが2番人気、3番人気にはなんと3年前のダービー馬ワグネリアンとなっていた。
そして5年前のマカヒキも前走の京都大賞典で復活のV、ここまでダービー馬の揃うジャパンカップも珍しい。外国馬や上がり馬との対戦も楽しみだが、純粋に新旧ダービー馬対決もどんな決着になるのか楽しみでならない。
そんな花形G1ジャパンカップの裏で、同じく阪神の最終レースに組まれている重賞・
京阪杯も楽しみな一戦。
ジャパンカップのようなスターホースやスタージョッキーは居ないものの、混戦で馬券的な魅力に加え、花形G1の裏の重賞で鎬を削るジョッキーの争いも楽しみでならない。
1番人気は、スプリンターズステークスで3着と好走したシヴァージが恐らく推されることだろう。
それまでのイメージを払拭する、インの好位からレースを進め、終いもきっちり伸びて来た。
差し馬には絶望的なイン有利の馬場に対応した見事なレースだった。
ただ一方で、その極端な馬場バイアスによって本来のパフォーマンスを見せられずに終わった馬もいる。
昨年は3着だったものの今年は14着に大敗した
アウィルアウェイもそんな一頭。
差し馬の宿命とは言え、その内有利な馬場バイアスを大外からの競馬では大敗も已む無し。それでも自らは上がり3F33.6秒の脚は使っており、着順ほど悪い内容ではない。
今の阪神は、昨日もお伝えした通り開催8週目でも変わらずAコースで行われていることで差し馬場、スプリンターズステークとは真逆で、差し馬が巻き返して来れる舞台となっている。
鞍上は
荻野極騎手。
比較的第3場のローカル開催が主戦場でもあり2場開催の今週は騎乗馬集めに苦労するところ。
そん中で、ジャパンカップの裏という事もありチャンスが回って来た。
今週の騎乗馬は、なんと土曜ゼロ、そして日曜はこの京阪杯1鞍のみという、まさに今週一頭入魂の騎乗となる。
勝ち鞍は今年残り1カ月と1週でまだ14勝、関西リーディングで30位程度の中堅下位グループのジョッキー。しかし、14勝中6勝がこの1ケ月以内でのもので、実は今いい流れの中にいるジョッキーの一人だ。
今週は一頭しか騎乗馬はなくとも、その一頭が重賞でしかもノーザンF生産馬。勝てることができればさらにいい流れを掴むことになる。
一気に飛躍する大チャンスのここ、その一頭入魂も渾身騎乗になることだろう。
アウィルアウェイと荻野極騎手、注目してみたい!
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