馬券情報・最前線(栗東編)

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関西の事情通が思惑の真相に迫る!

中日新聞杯(G3)
チャンスはここが最後かも…

師走競馬も2週目、今週のG1は日曜日阪神で2歳女王を決める阪神ジュベナイルフィリーズが行われる。と同時に、日曜日中山ではJRA唯一のダート1200mの重賞カペラステークス、そして土曜日には中京で今年の中京開催で最後の重賞となる中日新聞杯が行われる。

その中京・中日新聞杯、毎年多頭数のハンデ戦で波乱も多いが、今年もフルゲート18頭の多頭数競馬に加え、最軽量53キロからトップハンデ57.5キロまでのハンデ差があり波乱必至の形相だ。

そんな中で注目してみたいのは…

昨年のこのレースの勝ち馬ボッケリーニには改めて注目してみたい。

この馬については以前にも触れた事があるが、4歳秋から5歳にかけて本格化し、その5歳時には中山金杯・京都記念を連勝し、鳴尾記念・宝塚記念・京都大賞典・秋の天皇賞とG1・2勝を含む重賞6勝を挙げたラブリーデイの全弟。

その兄同様に4歳秋に本格化気配を見せ、5歳の今年は飛躍を期待されていた。

しかし、小倉大賞典でハナ差の惜敗をすると、その後はもうひとつ結果が出ていない。

ただ、中京記念の時は夏負け気味で熱中症の症状も出ていたという。

そこから立て直し、復帰戦のアンドロメダステークスでまたもハナ差2着に惜敗。それでも、そもそもが昨年も勝っているこの中日新聞杯へ向けた叩き台という意味合いもあり、それまでとは違い及第点の内容だった。

今回、前走負けたラーゴムが出走してきているが、その前走は3キロ差あった斤量差が今回は1.5キロ、そして叩いた上積みを考えれば簡単に逆転する計算は立つ。

鞍上の浜中騎手も、阪神ではメインのリゲルステークスにエングレーバーがいたのだが、早くからこのボッケリーニがここを目標と知っていただけに、この中京で予定を組んでいたそうだ。

管理するのは、兄ラブリーデイ同様に池江泰寿厩舎。

実はこの池江厩舎、初重賞制覇となった2006年の朝日杯フューチュリティステークスから、昨年の2020年まで15年間、毎年重賞を勝っていたのだが、2021年の今年はここまでまだ重賞勝ちが無い。

クラシック御用達厩舎であり、またグランプリというレースに拘りがあり、宝塚記念と有馬記念は管理馬を積極的に使って来る、競馬ファンに対してもしっかり向き合っている貴重な厩舎。

いつかは途絶えるであろう記録とは言え、本当に途絶えてしまっては残念でならない。

今年の競馬開催も残り7日間、この後の重賞を考えると、有馬記念のペルシアンナイトくらいしかおらず、重賞制覇のチャンスはここが最後かもしれない。

そういう意味も踏まえて、このボッケリーニには注目してみたい。


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