馬券情報・最前線(栗東編)
関西の事情通が思惑の真相に迫る!
根岸ステークス(G3)
ここ一発の代打騎乗!
正月競馬も一段落、今週から関東圏の競馬は中山から舞台を東京に移す。
最終週には、今年のJRA最初のG1フェブラリーステークスが組まれている。
開幕週の今週は、そのフェブラリーステークスの前哨戦となる
根岸ステークスが行われる。
現在のダート戦線の混戦模様を物語るように、ダートG1馬の参戦は無いものの、本番を見据えてなかなか注目の好メンバーが揃った一戦。
そんな中で注目してみたいのは…
東京巧者の
タガノビューティーだろう。
前走のギャラクシーステークスは、実績に乏しい右回りに加え、斤量58キロ、さらに大外枠からのスタートということもあり、終始外目追走のロスある競馬。しかも、斤量を考慮した前を早めに捉える競馬、それでも一旦は押し切るかと思わせ、しかも僅差3着に粘った走りは、今の充実度を示している。
今回は、全6勝中5勝を挙げている得意コースの東京、斤量も56キロ、前走とは一転して条件は良くなる。
鞍上には、主戦の石橋脩騎手が戦線離脱中とあって代打の津村騎手。
ここで勝つか、最低でも2着で賞金を加算させなくてはフェブラリーステークスへの出走も危ういため、責任重大の代打となる。
さらに、もし本番へ進んだ場合は、陣営の希望もあり石橋脩騎手に戻るという、まさにここ一発の代打騎乗。
プレッシャーはあるだろうが、巡ってきた大チャンス、こういうところで結果を出せれば、騎手としてさらに上のステージを目指せるというもの。
タガノビューティーと津村騎手、それぞれに注目してみたい。
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