過去10年で全ての勝ち馬が上がり3ハロンメンバー3位以内。3頭の勝ち馬が上がり3ハロン33.0秒を切るタイムをマークするなど、直線での瞬発力が要求される
新潟2歳ステークス(新潟・芝1600m)。
ゆえに差し馬が強いのは確かなのですが、後方からの直線一気ではなく、4コーナーではある程度のポジションにいる機動力も求められます。
また、ほとんどの馬がキャリア3戦以内という夏の2歳重賞。思わぬ穴馬の台頭もあって、推理のしがいがあるレースとも言えるでしょう。ここで狙ってみたいのが、
リネンタイリンです。
新馬勝ちが11頭立ての8番人気、前走のダリア賞は9頭立ての最低人気と派手さは全くありませんが、初戦は2番手追走から、新潟2歳ステークスにも出走している1番人気のタイセイフレッサを悠々と振り切ってゴール。
ダリア賞はダッシュが付かず、後方からの競馬。道中はインで我慢しながら直線にかけるも、なかなか前が開かず脚を余しての6着。上がりはメンバー3位タイのタイムで悲観する内容ではありませんでした。
血統背景からマイルが長いということはないでしょうし、新潟も2度目。スタート次第にはなるものの、1200mだったデビュー戦の立ち回りを見れば、もっと前のポジションで競馬ができるはずです。
状態面もデビューから手綱をとる柴田大知騎手が熱心に攻めを付けて軽やかな動きを見せています。
過去2戦の人気、前走敗れていることからも人気薄は必至。積極的に抑えておきたい1頭です!