うまスクエア

【境和樹・穴馬券ネオメソッド】

AM1422kHz・ラジオ日本【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R～12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)

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函館11Ｒ　クイーンＳ（ＧⅢ）(芝1800ｍ)

今年は函館競馬場で行われるクイーンＳ。このコースで重賞が行われたのは13年、札幌競馬の代替で行われた札幌２歳Ｓ、クイーンＳの２鞍以来となります。少しサンプルとしては数が少なく、また、鮮度も低いと言わざるを得ません。

ここは素直に直近の血統傾向を重視。今、函館芝1800で最もアツい血統がキングマンボ系。



直近２週間に行われた函館芝1800で活躍が目立つキングマンボ系。

たしかに、ホウオウサミット（父ロードカナロア）、プレミアエンブレム（父ルーラーシップ）あたりは能力的に順当勝ちではありました。
しかし、７日目の６Ｒで10人気の低評価をひっくり返して２着に健闘したフィリウスデイ（父ルーラーシップ）、先述プレミアエンブレムと同じレースで11頭立ての９人気で３着と好走したアドマイヤリーブラ（父ルーラーシップ）など人気薄の好走もあり、本質的に今の函館芝に血統的な適性がマッチしていると考えられます。

7/11～7/25日の２週間（開催４日間）で行われた函館芝1800は全部で９鞍。そのうち、６鞍に好走馬を送り込んだキングマンボ系。
その９鞍、１レースあたりの平均出走頭数は12.0頭。それに対し、キングマンボ系保持馬の平均出走頭数は3.1頭。決して数の力に任せて好走馬を送り込んでいるわけではないところに、血統適性の高さが認められます。

直近好調のキングマンボ系に焦点を当てると、今年のクイーンＳで浮かび上がる本命馬は③フェアリーポルカ。

キングマンボ系の中でも、直近の出走馬３頭が人気を問わず馬券になって特に高い適性を示しているルーラーシップ産駒。
56キロは楽ではありませんが、牝馬限定重賞２勝の実績、小回り適性の高さはメンバ－随一。近２走のダート戦に目を瞑って、巻き返しに一票投じます。

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函館９Ｒ
長万部特別（芝1200ｍ）
◎④アンクルテイオウ

先週はセンショウライツが２人気１着、先々週はジャンカズマが３人気２着と、ここ２週続けて函館芝1200に好走馬を送り込んでいるハービンジャー産駒。

そのハービンジャー産駒④アンクルテイオウは、前走が内前有利の馬場設定の中、出遅れて外を回って押し上げる厳しい形。それでもジリジリ脚は使えており着順ほど内容は悪くありませんでした。

２走前のダート戦は参考外として、３走前の大牟田特別も馬場差+1.6秒とかなり時計の掛かる馬場設定だったことを考慮すると、極めて優秀な1.09.3秒で決着したレースで、４着でも及第点以上。札幌より時計が掛かる函館へのコース替わりで躍進が期待できます。


平井雄二のBe The Winner・【クイーンステークス】函館巧者を狙い撃つべき一戦

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