境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(公開馬券編) [2013年3月23日]

NHKマイルCとの関連性を別角度から見る

ラジオ日本に生出演決定!!(AM1422KHz)
いよいよ3月24日(日)、高松宮記念当日の放送に、血統評論家・境和樹が競馬ファンの皆様に向けて執筆した単行本『馬券で勝つ非常識ルール21』を持って、生出演します!高松宮記念で買っておきたい『穴馬』をもお伝えしますので、どうぞお聞き逃しのないように!出演時間は今週日曜日の11時30分頃の予定です。お楽しみに!


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先週、土曜日阪神1Rのクリノチョモラーリ(6番人気1着)を単複で射抜きました。今週も境和樹が狙いたい血統穴馬をつぶやくかもしれません!皆さん、フォローをお願いします。
毎日杯は「NHKマイルCと毎日杯の関連性」と話す“境和樹”の買っておきたい穴馬とは?


【土曜の穴馬券ネオメソッド】

阪神11R毎日杯 芝1800m

(2)サトノキングリー

動画で解説 ~毎日杯(G3)~

毎日杯というレースを考える上で、非常に重要なテーマとなるのが、「NHKマイルCと毎日杯の関連性について」です。

皆さんもご存じだと思います、『NHKマイルCにおける毎日杯組の好相性』。第1回から数えて12頭が毎日杯からNHKマイルCに出走して6勝、毎日杯勝ち馬の成績となると(5-0-0-1/6)という驚愕の成績。毎日杯が1800mになってからも、ディープスカイ、ダノンシャンティと2勝を挙げています。このデータから、NHKマイルCの最重要ローテーションが毎日杯組であることは明らかです。

さて、問題はその先。このデータを持ち出してNHKマイルCにおいて毎日杯組を強調する際、「東京芝1600mはタフなコースだから、1600mよりも少し長めの距離をこなせるくらいのスタミナが必要。だから、毎日杯からの距離短縮組が好走する」という理屈が展開されます。
毎日杯組がNHKマイルCと相性が良いことはデータを見ても明らかであり反論のしようもありませんが、この理屈についてはやや疑問が残ります。果たして、本当にそうなんでしょうか?

東京芝1600mはスタミナが必要だから、1800m以上の距離をこなるような適性が重要になるという考え方は、意外と広く浸透しています。確かに、以前はそうだったと思います。しかし、ここ最近になって東京芝1600mのレースは明らかに変容を遂げています。
その変容の影響を最も受けているレースが安田記念です。かつての安田記念ではNダンサー系産駒の成績がよく、サンデー産駒は苦戦傾向にありました。1600mがギリギリという馬では足りず、少し長めの距離に対する適性が問われていました。なるほど、スタミナの重要性が高かったのでしょう、だから、サンデーよりNダンサーが勝ったのです。
しかし、最新の安田記念予想では、もうNダンサー系は最重要とは言えません。今の最重要血統はロベルト系です。おそらく、馬場の高速化が一番の要因だとは思いますが、今の東京芝1600mでは、1600mに対するストレートな適性の方が少し長めの距離に対する適性より遥かに重要になっています。

何を言いたかいかというと、NHKマイルCにおいて毎日杯組の成績が良い根拠として「東京芝1600mでは1600mより長めの距離に対する適性が要求されるから」、すなわち「毎日杯が1800m(かつては2000m)だから」と説明するのは、実は少し的が外れている可能性があるのです。最近の東京芝1600mは、1800mを走れる能力を大して要求していない可能性が高いからです。

であれば、NHKマイルCにおける毎日杯組の好相性というデータを、逆の側面から考えてみてはどうでしょうか?「NHKマイルCにおいて、少し長めの距離で行われる毎日杯くらいの適性が必要だ」と考えるのではなく、「毎日杯において、NHKマイルCを走れるようなマイラー的要素が要求されているんだ」と。
NHKマイルCと毎日杯の関連性を毎日杯の側から見れば、NHKマイルCをロジックとディープスカイで2勝、10年にはリルダヴァルが3着しているアグネスタキオン産駒が、毎日杯でも好走しているという事実(注)もスッと理解できます。同時に、アグネスタキオン産駒が最も能力を発揮する舞台は、今も変わらずマイル戦ですから、毎日杯で要求されるのが「マイル的な適性」であるという考え方もできることになります。

(注)
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【毎日杯におけるアグネスタキオン産駒】
11年1着レッドデイヴィス
10年3着リルダヴァル
08年1着ディープスカイ
08年2着アドマイヤコマンド
07年3着ニュービギニング

同産駒の毎日杯成績
2-1-2-3/8
勝率25.0% 連対率37.5% 複勝率62.5%
単勝回収率156% 複勝回収率131%

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というわけで、この毎日杯で要求されるのは、NHKマイルC的な要素、すなわち、「マイル適性」です。毎日杯においては、マイル適性の高そうな馬、血統を狙うという攻め方が穴を拾うポイントと考えました。
買うかどうか検討すべき馬は以下の通りです

予想はユーザー登録のあと!!

境和樹の馬券ネオメソッドとは?

『人気沸騰』『話題騒然』今、最も注目されている新進気鋭の実力派予想家【境和樹】の穴の単複1点勝負。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」

境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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