うまスクエア

前走の高松宮記念はブービー人気ながら、勝ったナランフレグとはクビ、ハナ差の3着。今回はその激走以来の実戦となりますが、函館入りする前は美浦のウッドチップコースでビッシリと追われ、先週は5ハロン65.8-51.0-36.8-11.4秒のタイムが示す通りの素軽いフットワーク。函館入りした最終追い切りも時計こそ目立たないものの、キビキビとしたフットワークでゴールを駆け抜け、高いレベルで好調をキープ。3連勝をマークした昨年夏の勢いにも引けを取らない好気配を見せています。

サマースプリントシリーズの初戦となるこの函館スプリントステークスは、前走が高松宮記念、桜花賞、京王杯スプリングカップだった馬がそれぞれ2勝。勢いよりも春にレベルの高いレースを経験している馬が優勢に映ります。

その中でも面白いデータがあって、2勝、2着1回、3着1回と4頭が馬券に絡んでいる高松宮記念組のうち、3頭が高松宮記念で3着と好走していました。



前走・高松宮記念3着から参戦した馬は上記3頭のみ。なんと、その全てが馬券に絡んでいたのです！

高松宮記念は18頭立て17番人気での大激走でしたが、昨年はオープン特別を連勝しており、2走前のオーシャンステークスも6着ながら勝ち馬から0.4秒差。G3のここならば、もう地力上位ともいえる存在。今が旬を思わせる攻め気配を見せているだけに、前走をフロックと見るのは危険といえるでしょう。

枠順	馬名	評価	短評
1	プルパレイ	B	反撃態勢整う
2	キャプテンドレイク	B	巻返せるデキ
3	ライトオンキュー	B	久々も好気配
4	キルロード	S	攻め迫力増し
5	タイセイアベニール	B	入念に乗込む
6	シゲルピンクルビー	A	ゴール前鋭伸
7	ナムラクレア	A	動き益々快調
8	ヴェントヴォーチェ	B	軽快な脚捌き
9	ボンセルヴィーソ	C	気配やや地味
10	ペプチドバンブー	C	動きはいいが
11	ジュビリーヘッド	B	行きっぷり良
12	ファーストフォリオ	B	素軽い脚捌き
13	ビアンフェ	B	動きパワフル
14	ローレルアイリス	C	力強さに欠け
15	ダイメイフジ	B	変わり身ある
16	レイハリア	B	上々の雰囲気

■関連リンク