馬券情報・最前線(栗東編)
関西の事情通が思惑の真相に迫る!
札幌11R UHB賞
見据える先は秋のG1!
昨日もお伝えしている通り、変則の2場開催も先週で終わり、今週から例年通りの新潟・小倉・札幌の3場開催、いつもの夏競馬に戻る。
重賞は、新潟で関屋記念、小倉で小倉記念が行われるのだが、今週は重賞の行われない札幌に、敢えて遠征するジョッキーが存在する。
岩田康誠騎手だ。
一見、北海道シリーズ序盤の函館開催は2日目を除きほぼフル参戦、札幌開催も開幕週で土日騎乗し、この2週だけ新潟で騎乗しているため遠征している様には見えないが、今週土曜日は新潟で騎乗している様に、今年の夏もここ数年の通り主戦場は新潟、日曜日の札幌はピンポイント遠征になる。
お目当てはもちろんメイン
UHB賞の
ヴィズサクセス。
今年の2月の小倉で騎乗し勝利を挙げ、その流れで休み明けの前々走の函館でも再度騎乗。休み明けのぶん5着に敗れたが、開幕2週目で勝ち馬は逃げ切り、比較的外枠の12番スタートから2着争いを演じたのだから内容はあった。
前走は、クビ差とは言えゴール前で前を捉え、後ろから差して来た馬も凌ぐ強い競馬で勝利。岩田康誠騎手も感触を得たようだ。
実は今週、小倉記念に函館記念で手綱を取ったスカーフェイスが出走するプランもあった。
結果的に両睨みだった新潟記念の方へ出走することになったため、迷うことなく札幌遠征を決めたというところもある。
勝てば秋の大舞台、スプリンターズステークス参戦も視野に入るだろう。重賞でもないレースのためにわざわざ遠征するのも、それだけの感触を得ているのかも知れない。
とにかくこの岩田康誠騎手の乗るヴィズサクセスの走りには注目してみたい。
コチラも注目
【平井雄二のBe The Winner】関屋記念・激走パターンは明確!この2頭がアッと言わせる