馬券情報・最前線(栗東編)
関西の事情通が思惑の真相に迫る!
金鯱賞
G1馬に付け入るスキあり!
今週日曜日は、東西で桜花賞トライアルの行われる注目の一日だが、中京でも春のG1戦線を占う重要な重賞、
金鯱賞が行われる。
別定のG2とあって、昨年はデアリングタクトが、一昨年はサートゥルナーリア、それ以前にもダノンプレミアム・リスグラシュー・スワーヴリチャードなどトップホースの春の始動戦に選ばれる事が多い。
今年もレイパパレ・アカイイトの2頭のG1馬がここから始動する。
実績的にはこの2頭とは言え、例年のトップホース達に比べれば、まだ付け入る隙は十分にありそうだ。
そんな中で注目してみたいのは…
今年で7歳を迎えているが、衰えるどころか充実期を迎えている
サンレイポケットだ。
重賞勝ちは、昨年のローカル重賞新潟大賞典だけだが、その6歳5月にして初重賞制覇を成し遂げた後、鳴尾記念、毎日王冠を経て秋の天皇賞に挑戦。
アーモンドアイ・コントレイル・グランアレグリアの3強対決に沸いたここで、その3頭に次ぐ4着に大健闘。さらに続くジャパンカップでも、コントレイル・オーソリティ・シャフリヤールといったトップホースに次ぐ4着、天皇賞の好走がフロックではなく、地力強化して充実期を迎えている事を示した。
この走りを考えれば、重賞勝ちがローカル重賞1つだけでも、今回の出走メンバーの中では上位の実績とも言えるだろう。
ひと足早く京都記念から始動したが、プラス12キロの馬体重が示す通りやや太め残り、直前の調教でも地方帰りの1勝クラスの馬にアオられていた。
ましてアフリカンゴールドが後半1000m57秒5という絶妙な後傾ラップを刻み逃げ切り勝ち。ある意味で良く3着まで来れたとも言えるだろう。
これも今の充実ぶりの証。今回は直前の追い切りでも、2勝クラスを相手にキッチリ先着し動きもガラッと変わり、昨秋の状態に戻ってきている。
さらに今回は全5勝中4勝を上げている左回り、舞台も好転する。
マイナーな存在でいつも人気になりにくいのだが、ここは注目の一頭だろう。
サンレイポケット、注目してみたい。
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