皆さん、こんばんは。猫影(ネコカゲ)です。
今週の株式市場も乱高下しましたね…。AI関連株は、フィジカルAI(ロボット)の方に資金が入った模様で、関連株が軒並み上がっていました。これからは、AIを使う側の銘柄を物色することになりそうです。
さて、今週はチャンピオンズカップですが、その前に鳴尾記念で一勝負。主力の馬を中心に組んだ5頭の馬連5頭ボックスポートフォリオで、今週こそは底堅く的中を狙います。
⑬グランヴィノス (牡5/川田将雅/57キロ)
この馬は、今のメンバー構成において抜群の安定感を誇る本命株です。まず、過去10年の阪神1800mという舞台設定において、川田騎手の連対率45.9%という数字が異常値と言ってもいいほど高い。これは注目せざるを得ないでしょう。
馬自身の上がり3F平均も33.9でメンバー中最速。距離実績も(2-1-0-0)と崩れを知りません。位置取りで大きく差が出ない展開にうなりそうなので、純粋なポテンシャルと騎手の腕がモノを言います。ここは厚めに張るべき「主力」です。
⑭オールナット (牡4/北村友一/58キロ)
58キロという斤量は、前走から2キロ増で逆風ですが、この馬のポテンシャルはそれを補って余りあります。距離実績(2-0-1-0)、コース実績(1-0-1-0)と、馬券圏内を外していません。
特筆すべきは北村友一騎手との相性で、(4-0-2-4)と手の内に入れています。上がり3F平均34.1はグランヴィノスに次ぐ2位。勢いを感じさせ、斤量は織り込み済みで買える一頭です。
⑩デビットバローズ (セ6/岩田望来/57キロ)
派手さはないものの、リターンを出してくれそうな存在です。岩田望来騎手とのコンビ成績は(3-1-0-1)と抜群の安定感。コース実績も(2-1-0-3)と、この舞台での経験値が豊富です。
過去5走の4コーナー平均位置取りが5番手と好位につけられるため、流れにスムーズに乗れるでしょう。騎手の過去10年コース連対率も23.9%と、まずまず信頼できる水準。大崩れのリスクが低い、ポートフォリオの守りを固める一頭です。
⑧ナムラエイハブ (牡4/吉田隼人/57キロ)
今回、注目したいのがこの馬。4コーナーの平均位置取りが「3番手」と、メンバー中でも先行力に長けています。前目で競馬ができるアドバンテージは、レンジ相場での「逆張り」のように効いてきます。
距離実績(2-1-0-2)に加え、過去5走の上がり3F平均も34.7と水準以上。吉田隼人騎手との相性も悪くなく、配当妙味を含めたトータルリターン向上に寄与する存在です。
②マテンロウレオ (牡6/横山典弘/57キロ)
最後に組み入れたいのが、この1頭。近走の成績にはムラがありますが、コース実績(2-1-0-2)は無視できません。何より横山典弘騎手はこの馬を知り尽くしている存在。阪神1800mでの連対率24.6%は、実は岩田望来騎手をも上回る数値です。
投資家が恐怖心で手放した瞬間に底値を拾うように、この実績馬を紐に加えることで、の波乱にも対応できるヘッジポジションとなります。
【結論】
馬券は上記に挙げた5頭の馬連ボックス(②⑧⑩⑬⑭10点)で、来週の投資資金を底堅く手にしたいですね。
特にグランヴィノスとオールナットの「主力株」の組み合わせは厚めに、マテンロウレオ絡みの「逆張り」もしっかりケアする。これが、今回の最適なポートフォリオです。
■猫影(ねこかげ)
競馬歴25年、投資歴10年の40代ライター。現在は、数千万を投資で運用している。
競馬と投資は、市場に資金を投じるという点では同じという考えの持ち主。「予想とは、どの株を買うかと同じ」が持論。
馬券は、もっぱら投資スタイルと同様、底堅い馬券が信条。ただ、ここぞと言う時は、投資同様に思い切った攻めの予想に変貌する。
休日は、ジムに通い、株式相場をチェックして過ごす。トレードや馬券でやられた時は、愛猫4匹に癒やしてもらっている猫おじさん。