皆さん、こんばんは。猫影(ネコカゲ)です。
今週の日経平均は、金曜日に500円超下落したものの、50491円で大引け。節目の5万円を上に抜けてきたので、来週からは目線は上で行こうと思います。
今週のメインレースは、チャンピオンズカップ。ここも投資同様、目線が大事。オッズの変動に惑わされず、確かな「ファンダメンタルズ」を持つ馬に投資して行きましょう。
⑨アウトレンジ (牡5/松山弘平/58キロ)
今回の「本命株」として推奨したいのがこの馬です。投資において最も重視すべきは「確度」ですが、特筆すべきは鞍上・松山騎手のこのコースにおける連対率。なんと驚異の45.9%です。
今回、展開はややハイペースと見ているんですが、4コーナー平均4番手という「好位」で立ち回れるのも強み。何頭か前に行かせて直線抜け出す。
これができれば、前方で潰れる馬たちを横目に、確実に利益をもたらしてくれそうです。この鞍上とコース適性の高さは、まさに盤石のブルーチップと言えるでしょう。
②ダブルハートボンド (牝4/坂井瑠星/56キロ)
この馬の戦績は非の打ち所がない。距離実績(6-0-0-0)、コース実績(3-0-0-0)と、一度も連対を外していない、それどころか負けていない。「完全無欠の成長株」です。
坂井騎手との相性も抜群で、連対圏内を外したことがない安定感は、長期保有したい優良ETFのよう。先行脚質なのでハイペースの荒波に巻き込まれるリスクはありますが、これまでの完璧な実績は、それを補って余りある底力を示唆しています。逆張りする理由が見当たりません。
⑧ウィルソンテソーロ (牡6/川田将雅/58キロ)
投資の世界では「迷ったらゴールド」と言いますが、競馬では「迷ったら川田」ですね。コース連対率21.9%は信頼の証。なにより、同騎手との成績が(5-4-0-4)と、大きく崩れることが少ないのが魅力です。
好位から安定した末脚を使えるタイプで、今回のような差し有利な展開でも大崩れは想像しにくい。ボラティリティの激しいG1戦線において、ポートフォリオの守りを固めるディフェンシブ・ストックとして欠かせない存在です。
③メイショウハリオ (牡8/武豊/58キロ)
ここからは少し攻めの投資、いわゆる「バリュー株」狙いです。8歳という年齢で評価は下がるかもしれませんが、今回の「ややハイペース予想」という読みに最もフィットするのがこの馬。
4コーナー平均8番手からの差し脚は、前が止まる展開でこそ輝きます。百戦錬磨のレジェンド武豊騎手が、乱戦の隙を突いてインから急浮上するシナリオは十分に描けます。配当妙味も含めて、組み入れておくべき一頭です。
⑦ラムジェット (牡4/三浦皇成/58キロ)
最後は、爆発力のある「グロース」を。一見、距離実績の数字が不安定に見えますが、中京コースに限れば(2-0-0-0)と負けなし。特筆すべきは特定の条件下で見せる強さです。
平均位置取りが9番手と後方待機策になりますが、ハイペースで前崩れになれば、この馬の上がり3F35.3秒の末脚が火を噴きます。リスクはありますが、ハマった時のリターンは計り知れません。鋭い一撃を期待して買い目に加えます。
【結論】
今回のチャンピオンズカップは、データ読み込んだ結果、堅実性と爆発力を兼ね備えたポートフォリオが完成しました。 馬券は上記に挙げた5頭の馬連ボックス(②③⑦⑧⑨・10点)で、来週の投資資金を底堅く手にしたいですね。的中という名の配当金で、年末の相場に弾みをつけましょう。
【個別銘柄メモ】
金曜に「ソニーグループ」を追加。他にも「フィジカルAI」関連の銘柄を仕込んでみたいと思っていますが…果たして、買いたい水準まで来るかどうか。
テクニカル的に買ってみたい銘柄を探そうと思います。もちろん、引き続き「金(ゴールド)」は、下がってくれば追撃する準備で。
■猫影(ねこかげ)
競馬歴25年、投資歴10年の40代ライター。現在は、数千万を投資で運用している。
競馬と投資は、市場に資金を投じるという点では同じという考えの持ち主。「予想とは、どの株を買うかと同じ」が持論。
馬券は、もっぱら投資スタイルと同様、底堅い馬券が信条。ただ、ここぞと言う時は、投資同様に思い切った攻めの予想に変貌する。
休日は、ジムに通い、株式相場をチェックして過ごす。トレードや馬券でやられた時は、愛猫4匹に癒やしてもらっている猫おじさん。