東京大学名誉教授が射抜くワイド1点

[2022年05月14日]

【ヴィクトリアM】オークスとダービーの資金確保へ

もともと私はあまりテレビを見ない。ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんの急死がメディアで騒がれていても、まったく知らない人だったから、なんのコメントもないのだ。もっともここ10年余り日曜日テレの「笑点」のときはテレビの前にいるし、さかのぼればクレージーキャッツからドリフターズまでなら、かなり記憶はある。だから、根はお笑いが好きなのだが、なぜか興味のない空白期間があったのに驚いたのだ。テレビを見ないのがいいと思っているわけではないが、見る気がしないのだ。たぶん、好きな俳優や女優がいないからかもしれない。

これが馬になれば、好きな牡馬も牝馬もいる。牝馬なら、やはり可愛らしい軽めの馬。ヴィクトリアマイルの人気馬は大型馬が多いので、やや小さめの好みの馬を狙うつもりだ。

居酒屋「青夷」の馬券常連組、どうも口撃機関銃ヤマは相性の悪いG1らしくて、近年の16回中2回のみ的中と珍しく控えめ。だが、うち2017年には馬連427倍が当たっていたらしい。今回も人気馬を避けて、昨年3着のリピーター④マジックキャッスルを狙うという。場合によっては馬連総流しも辞さないというから相当な思い込みらしい。私からの忠告だが、せいぜいワイド総流しにでもすれば、2点的中になるのだからと言っておきたい。

ギャンブル狂師ミノ先生もリピーターの④マジックキャッスルには気があるらしい。もう1頭はダートかまし2戦でいまいちでも芝に戻ればと見越して、⑤ソダシに注目するという。④⑤の馬連・ワイドと2頭軸3連複総流しで臨むらしい。

穴党専科のマスターは珍しく本命サイドの⑤ソダシで芝でこそ本領発揮と期待している。相手はかなりの人気薄だがマイル5戦4勝を評価してレーン騎乗⑱テルツェットを狙うという。⑤⑱のワイドと3連複総流しでいくらしい。

さて、小さめの馬とは450キロ以下の馬としておくと、④⑥⑬⑮⑱が該当する。そのうちマイル実績に注目すると、⑬レイパパレ2戦2勝、⑮アンドヴァラナウト4戦4連対でほぼパーフェクトである。橙色の帽子2頭が3着までに入ってくれれば、オークスとダービーの資金はできるはずだが。


ヴィクトリアM

⑬-⑮ ワイド1点で勝負する

⑬-⑮ 2頭軸の3連複総流し16点で遊ぶ


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『ワイドの凌』よりひと言

昭和の「エースの錠」が拳銃を片手にのさばってから半世紀が流れた。平成を経て令和の世は馬券を片手に「ワイドの凌」でいきたい。狙い目はできるだけ少なく、基本はあくまでワイド1点勝負。ワイドは当たり馬券が3つもあるのだから、的は見えやすい。馬券は手を拡げると、あの馬も買っておけばよかったと悔やまれる。できるだけ狙い目を絞れば、そんな後悔もせずにすむ。人生は短いのだから、ストレスをかかえこまず、心ゆたかに競馬も馬券も楽しむこと。それがこの世界で長生きする秘訣である。

本村 凌二

1947年5月1日、熊本県八代市生まれ。
東京大学名誉教授。
専門は古代ローマの社会史。専門の近著に『ローマ帝国人物列伝』『一冊でまるごとわかるローマ帝国』

「もし馬がいなかったら、21世紀も古代だった」という想念におそわれ書き起こした『馬の世界史』が2001年JRA馬事文化賞を受賞。その他の競馬関連の近著に『競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』(中公新書)。20世紀のペンネームは本村雅人。

ハイセイコーが出走した1973年の第40回東京優駿日本ダービーから、第57回を除き、毎年東京競馬場でライブ観戦するなど、日本の競馬にも造詣が深い。
夏から秋にかけてはヨーロッパで過ごす事が多く、ダンシングブレーヴが制した、あの伝説の凱旋門賞や、タイキシャトルが勝ったジャック・ル・マロワ賞。また、シーキングザパールが日本調教馬として初めて海外GI競走を制したモーリス・ド・ギース賞などをも現地でライブ観戦している。競馬と酒をこよなく愛する、知る人ぞ知る競馬の賢人。

伝説の凱旋門賞
勝ち馬ダンシングブレーヴの他、ベーリング、シャーラスタニ他、JCにも参戦した鉄女トリプティク、そして日本ダービー馬シリウスシンボリも含め出走馬15頭中11頭がGI馬という当時としては最強のメンバーが集結したレース。そんな好メンバーの中、直線入り口最後方から全馬をまとめて差し切り勝ち、しかも当時のコースレコードのおまけ付だった。

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