小倉記念(G3)

【小倉記念】武豊ランブリングアレーより買うべき格下の穴馬とは?

鞍上に2走ぶりのコンビ復活となる武豊騎手を迎え、小倉記念(G3・小倉芝2000m)で上位人気が予想されるランブリングアレー

前走の垂水S(3勝クラス、阪神芝2000)は牡馬相手に快勝。今回は昇級戦も3歳春にはフラワーC(G3)で3着に好走しており、久々の重賞挑戦でも不安はない。

しかし、小倉記念で『牝馬』は苦戦を強いられている。過去10年で勝ったのは9年前に七夕賞1着から重賞を連勝したイタリアンレッドのみ。同馬以外は3着が1回あるのみで、[1-0-1-9]勝率9.1%、複勝率18.2%と結果を残せていない。

2015年にはディープインパクト産駒の牝馬マローブルーが、1番人気に裏切り5着に敗れている。

またランブリングアレーを管理する友道厩舎は、2週前の8/1(日)札幌クイーンSで1着レッドアネモス、2着ビーチサンバのワンツーを決めたのは記憶に新しい。

ただ、見方によっては牝馬限定戦の適鞍に厩舎3頭出しを避けるため、牡馬相手の小倉記念に回ったとも受け取れる。

牝馬鬼門の小倉記念でランブリングアレーは人気に支持されるのは確実。それなら垂水S2着馬ショウナンバルディの逆転はないだろうか?

同馬は前走3勝クラスの阿武隈Sで先行して13着に大敗するも、当時の福島は連日の雨により苦手の荒れ馬場。掲示板を差し・追い込み馬が独占したように展開も厳しかった。

今回は格上挑戦となりハンデは53キロと、垂水Sで先着されたランブリングアレーと同斤量に。「1キロ=1馬身」の定説に従えば、当時は2キロ重い57キロでつけられた1馬身半差は逆転可能となる。

今年の小倉記念は逃げ・先行馬が少なく、前が止まらない開幕週の馬場で軽ハンデを味方に粘り込みがあっても驚けない。

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