日刊Sには載せられない今週の裏ネタ

提供:ホースメン会議

今週の裏ネタ[2016年04月21日]

“辛口”男が大絶賛


土曜東京9R
新緑賞
プレイヤーサムソン
自己条件で“ヤリ!”
昨年暮れのホープフルS、前走のスプリングSと、まだ1勝の身ながら重賞へ格上調整しているプレイヤーサムソン。これも厩舎の期待が大きいからこそで、スプリングS6着について大和田師は「前半で少しハミを噛んだが、それでも終いはいい脚を使ってくれた。以前は折り合いに課題のあった馬だけど、1戦ごとに操縦性が良くなっている」と手応え十分の口ぶり。

今回は自己条件へ戻るとあって、いかにも“ヤリ”のムードが漂っており、大和田師も「折り合いに専念できる分、距離延長はプラスと見ている。1勝馬同士なら前走以上にやれていい」と自信タップリだ。



土曜東京11R
鎌倉S
アールプロセス
東京なら更にやれる
前走の納屋橋Sを2着に好走したアールプロセス。勝ち馬ノボバカラは、続くオープン特別のコーラルSも連勝した上がり馬。関係者も「強敵相手にコンマ3秒差なら、価値ある2着と言っていいだろう」と高評価。

準オープンへ昇級後の2戦は善戦止まりだったが、距離を1400Mへ詰めてレースぶりが一変。関係者も「完全にクラスにメドは立ったし、東京は2勝している得意コース。引き続きダート1400Mなら、今度も勝ち負けになっていい」と期待十分。中京遠征の前走は、代打の意味合いが強かったルメールが連続騎乗するのも手応えがあるからこそ。ここでオープン入りを決める可能性大だ。



日曜東京10R
オアシスS
プロトコル
東京開幕週狙いの勝負馬
得意の東京開催を狙って調整されてきたプロトコルの巻き返しが期待できる。前走の総武Sは9着に敗れたが、実績に欠ける中山コースに加えて、プラス20キロと重め残り。関係者も「参考外の一戦だよ」とサバサバしたもの。

中山は前走の1戦で切り上げ、放牧でリフレッシュ。帰厩後はジックリ調整され、気温の上昇とともに太かった体も着実にシェイプアップ。力を出せる態勢は整ったと見ていい。

東京は全5勝中4勝を挙げている得意のコース。ちなみに残る1勝も左回りの新潟という典型的なサウスポー。牧師も「オープンでも通用する力はある。コース替わりで改めて期待したい」と一変を目論んでいる。



日曜東京11R
フローラS
フロンテアクイーン
“辛口”男が大絶賛
某大手競馬週刊誌では△しかついていない伏兵扱いのフロンテアクイーンが絶好の狙い目だ。前走のクイーンCは冬毛が伸びて、あまり状態が良くなかった中で2着に好走。ポテンシャルの高さは相当なものだ。

その後は、賞金的に出走可能だった桜花賞には見向きもせずに休養へ入り、春はここから始動。中間の乗り込みは順調で、3週連続稽古に乗った蛯名は「まるで別馬のように、全ての面で良くなっている」と大絶賛。

関係者間では“辛口”で知られている蛯名が絶賛するのだから、ここに来て急上昇しているのは間違いない。関係者も「距離が延びていいタイプだけに、本番のオークスにつながるような走りを期待する」と優先出走権(3着以内)に意欲満々だ。


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今週の裏ネタとは?

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者が、ハード取材で仕入れた裏ネタをコッソリお教えします。
堀内 泰夫

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者。かの故・大川慶次郎氏も一目置いていた存在。

現在も美浦トレセンに足を運んでハードな取材をこなし、安定感のある予想は業界随一の呼び声が高い。

「下手に穴を狙うより、堅いレースを絞って獲り切る方が馬券は圧倒的に儲かる」をモットーに、多数の会員様から絶大なる支持を集める。

「大きな万馬券を当てて一発逆転のスタイルの人もいるが、そういう精神状態では研ぎ澄まされた発想が出てこない。常に勝ち組でいる事こそが長く馬券を続ける最大の秘訣」とその達観した馬券戦術を語る。

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