日刊Sには載せられない今週の裏ネタ

提供:ホースメン会議

今週の裏ネタ[2016年05月05日]

穴で狙う価値あり


土曜東京9R
高尾特別
マイネルディアベル
東京狙いの情報馬
昨年暮れ以来の出走となるマイネルディアベル。いかにもこの東京を狙った調整で、関係者も「使い詰めで来たので、放牧に出して馬体を立て直し、心身ともにフレッシュな状態になった。前走時よりも数段デキはいい」と状態の良さに太鼓判。

普通は漏らしたくない作戦についても「引き続きブリンカーを着けて臨むので、積極的な競馬をさせたい」とキッパリ。続けて「東京芝1400Mはベスト条件で、現級なら能力も上位。展開が向けばチャンス」と狙った一戦だけに力が入っている。



土曜東京10R
緑風S
サムソンズプライド
昨年以上の勝負態勢
昨年のこのレースを2着に好走しているサムソンズプライド陣営が、適条件を狙って必勝態勢だ。先行策からの渋太い粘りがセールスポイントで、芝の2400Mはベストの舞台。

幸い、今回は手頃な頭数でに加え、同型の先行馬が見当たらず、単騎逃げが濃厚。関係者も「3ヶ月ほど開いたが久々を苦にしないタイプで、この東京を狙って調整したので仕上がりは万全。マイペースに持ちこめれば逃げ切りのチャンス」と、昨年2着の雪辱を果たす構えだ。



土曜東京11R
プリンシパルS
エフティスパークル
師も色気タップリ
ダービーへの優先出走権は1着のみ。勝負態勢の陣営は多いが、中でも狙って面白いのがエフティスパークル。7ヶ月半の長期休養明けだった前走を、中山芝2000M2分00秒1の好時計で勝ち上がり。道中は中団で脚をタメ、満を持して追い出すと力強く弾ける強い競馬。

骨折で順調さを欠いたが、前走の勝ちっぷりを見ても、かなりの素質を秘めていることは間違いない。鹿戸雄師も「休み明け好走の反動はなく、状態はさらに上向き。一気に相手は強くなるが、好レースを期待している」と色気タップリだ。



日曜東京10R
ブリリアントS
ステラウインド
穴で狙う価値あり
7歳にして初ダートのステラウインドに穴気配あり。「初ダートなので、少しハンデをおまけしてくれるかなと期待したけど、相変わらず56キロ。甘くはなかった」と冗談めかして話していた関係者。

しかし、レースの話になると「1週前にアカノジュウハチ(1600万下)と併せ、ダートコースで追い切った動きは悪くなかった。血統的にもダート適性はあると思うので、イキナリやれても不思議はないよ」と一発を匂わせている。某競馬週刊誌では印スッコ抜けで、小額投資でも狙う価値はありそうだ。

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今週の裏ネタとは?

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者が、ハード取材で仕入れた裏ネタをコッソリお教えします。
堀内 泰夫

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者。かの故・大川慶次郎氏も一目置いていた存在。

現在も美浦トレセンに足を運んでハードな取材をこなし、安定感のある予想は業界随一の呼び声が高い。

「下手に穴を狙うより、堅いレースを絞って獲り切る方が馬券は圧倒的に儲かる」をモットーに、多数の会員様から絶大なる支持を集める。

「大きな万馬券を当てて一発逆転のスタイルの人もいるが、そういう精神状態では研ぎ澄まされた発想が出てこない。常に勝ち組でいる事こそが長く馬券を続ける最大の秘訣」とその達観した馬券戦術を語る。

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