日刊Sには載せられない今週の裏ネタ

提供:ホースメン会議

今週の裏ネタ[2016年10月13日]

師は通過点の構え!!


土曜東京9R
プラタナス賞
ハヤブサナンデダロ
東京でもう一丁
3頭の兄は仲良くダートで2勝ずつ挙げているように、クズが出ない良質母系。前走のダート替わりで初勝利を挙げたことは、ある意味必然だったかも知れないが、圧巻だったのがその勝ちっぷり。

芝1200Mでもハナを切るスピードの持ち主だけに、初めてのダート1700Mでも楽に主導権。そのまま直線を向くと、差が詰まるどころか更に後続との差を広げ5馬身差の圧勝で、勝ち時計1分45秒0は2歳レコード更新。ダート適性の高さを存分に発揮した。

今回は昇級になるが、伊藤圭師は「函館の芝でハナを切った馬だから、東京マイルの芝スタートもいいと思う。16キロ増えていた前回の体重は成長分だし、距離も問題ない。あとはワンターンの東京コースに対応できれば、連勝のチャンスだね」ともう一丁を狙っている。



日曜東京10R
赤富士S
ジャッカスバーク
去勢で一変ムード
準オープンに昇級後は9,8着と伸び悩んでいるが、陣営に何やら一変ムードが漂っているのがジャッカスバークだ。結果が出ないことについて、関係者は「集中力を欠く気性に問題があった」と判断。そこで前走後に去勢手術を施したところ、稽古の動きが激変したようなのだ。

古賀慎師も「調教駆けしない馬が、この中間は見違えるように稽古で走るようになった」と絶賛したほど。

もともと東京コースは4勝と得意にしており、しかも54キロの軽ハンデ。去勢効果で最後まで集中できれば、情報通りに一変が期待できそうだ。



日曜東京11R
アイルランドT
クラリティスカイ
狙うならここしかない
NHKマイルCでG1馬の称号を手に入れながら、その後は1年5ヶ月も勝利から遠ざかっているクラリティスカイ。今回は皐月賞以来の2000Mで目先を替えてきたと思いきや、陣営には算段がある模様。

斎藤誠師によると「マイルのG1を勝っている馬なので、ここ2戦はマイルを使ってきたが、切れるというよりも、長く脚を使う馬なので、今なら2000Mくらいの距離の方が良さそうだ。乗り役(田辺)も同じような感触を持っているので、距離延長はプラスと思う」とのこと。

続けて「もともと力のある馬だし、使いながら確実に状態も上向いてきたので、オープン特別ならアッサリがあっても不思議はない」と色気タップリ。好走すると次走で人気になるのは確実で、狙うならここしかない。



日曜東京12R
神奈川新聞杯
アルジャンテ
師は通過点の構え!!
尾関厩舎と言えば、スプリンターズSを制したレッドファルクスが記憶に新しいところだが、同馬は合計すると1年8ヶ月の休養があり、5歳秋にしてのG1制覇。成長を待ちながらジックリ育てる尾関厩舎らしいところだが、このアルジャンテも、前走は半年ぶりでの500万勝利。

尾関師も「休み明けの前走が期待通り強い競馬だった。成長を促す意味で半年近く休ませたことで、徐々に体が使えるようになり、ディープインパクトの仔らしい切れ味が出てきた」と愛馬の成長に確かな手応え。

今回は昇級になるが尾関師は通過点の構えで「昇級戦でも素質的にはもっと上を目指せる馬。今回も勝ち負けになると思う」と力強く語ってくれた。

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今週の裏ネタとは?

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者が、ハード取材で仕入れた裏ネタをコッソリお教えします。
堀内 泰夫

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者。かの故・大川慶次郎氏も一目置いていた存在。

現在も美浦トレセンに足を運んでハードな取材をこなし、安定感のある予想は業界随一の呼び声が高い。

「下手に穴を狙うより、堅いレースを絞って獲り切る方が馬券は圧倒的に儲かる」をモットーに、多数の会員様から絶大なる支持を集める。

「大きな万馬券を当てて一発逆転のスタイルの人もいるが、そういう精神状態では研ぎ澄まされた発想が出てこない。常に勝ち組でいる事こそが長く馬券を続ける最大の秘訣」とその達観した馬券戦術を語る。

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