日刊Sには載せられない今週の裏ネタ

提供:ホースメン会議

今週の裏ネタ[2017年1月12日]

強敵避けて大正解


土曜中山10R
初富士S
マイネオーラム
フロック視は禁物
前走の美浦Sを8人気で3着したマイネオーラム。53キロの軽ハンデに恵まれたと思われがちだが、高橋博師に言わせると「休み明けを使いつつ状態が上向いてきた。ようやく良かった頃のデキに戻っている」と状態面の良化を強調。

その“良かった頃”の昨春には年明けの中山金杯を楽勝したツクバアズマオーの半馬身差2着の実績があり、力はここでも全く見劣らない。師も「関西馬との力関係は比較しづらいけど、今回も好レースになると思う」と色気タップリで、前走をフロック視するのは禁物だ。



日曜中山9R
初春S
チュラカーギー
初勝利はこの馬で
開業初年度の7勝から、2年目の昨年は17勝とジャンプアップした中舘厩舎。今年の初勝利を狙っているのがチュラカーギーだ。

目下、中山ダート1200Mで、500万を1分10秒0、1000万を1分10秒2と、好時計で連勝中の上がり馬。特に2着を4馬身ちぎった前走がワンランク上の強い勝ちっぷりで、1600万へ昇級しても力は即通用レベルだ。

中舘師も「以前はソエで順調さを欠いていたが、不安が解消したことで、ハードに調教を積めるようになった。それが本格化した要因」と解説。続けて「昇級でも52キロのハンデなら、十分チャンスはある」と3連勝に意欲満々だ。



日曜中山10R
ニューイヤーS
グランシルク
中山狙いで一変
暮れの阪神Cで7着後、陣営がすぐにこの中山への続戦を決めたグランシルクが巻き返す。その阪神Cは大外枠とあって、終始、外々を回るコースロス。しかも、レースはスローで前々の決着となってしまい、末脚不発の消化不良の競馬。

結果は7着とは言え、勝ち馬とコンマ3秒差なら悲観する内容ではなく、戸田師も「力を出し切れなかった分、ダメージもなく馬は元気一杯。改めて期待したい」とキッパリ。中山は8戦して[2.2.2.2]の好相性で、一瞬の切れを生かすには最適の舞台。淀みのない流れが想定されるこの顔ぶれなら、一変の走りが見られそうだ。



日曜中山11R
京成杯(G3)
コマノインパルス
強敵避けて大正解
新馬勝ちに続いて、2戦目の葉牡丹賞でも2着に好走したコマノインパルスに注目。実は昨年暮れのホープフルSにも登録していたが、葉牡丹賞で完敗したレイデオロの名前を見て「あの馬には勝てない」と回避したのが真相。 とは言え、延びた分、中間はシッカリと乗り込まれ、今週は古馬との併せ馬で先着と絶好の動きを披露。しかも、ここは2勝馬が1頭だけで、ほぼ500万条件と言っていい小粒な組み合わせ。間違いなくホープフルSを回避したことが、いい方向に向かっている。 父バゴの血統から地味な印象を受けるが、常に人気以上に走る実戦タイプで、素質はかなりのもの。菊川師も「線の細さが徐々に解消されて実が入ってきた。操縦性が良く、どんな流れにも対応できる点がセールスポイント。重賞でも好勝負になると思う」と久しぶりの重賞制覇のチャンスに力が入っている。

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今週の裏ネタとは?

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者が、ハード取材で仕入れた裏ネタをコッソリお教えします。
堀内 泰夫

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者。かの故・大川慶次郎氏も一目置いていた存在。

現在も美浦トレセンに足を運んでハードな取材をこなし、安定感のある予想は業界随一の呼び声が高い。

「下手に穴を狙うより、堅いレースを絞って獲り切る方が馬券は圧倒的に儲かる」をモットーに、多数の会員様から絶大なる支持を集める。

「大きな万馬券を当てて一発逆転のスタイルの人もいるが、そういう精神状態では研ぎ澄まされた発想が出てこない。常に勝ち組でいる事こそが長く馬券を続ける最大の秘訣」とその達観した馬券戦術を語る。

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