日刊Sには載せられない今週の裏ネタ

提供:ホースメン会議

今週の裏ネタ[2017年7月27日]

潜在能力の高さは相当


土曜新潟9R
閃光特別
グラミスキャッスル
待ってましたの降級戦
春の新潟開催で1000万特別をハナ差2着しているグラミスキャッスルに注目。この時の勝ち馬が、オープン特別でも好走実績があり、今週のアイビスSDに出走するラインミーティア。レースぶり、そして当時のメンバー構成を考えれば、500万のここでは大威張りできる存在。

管理する尾関師は「降級するのを待って早くからこのレースを目標にしてきたので、久々でも仕上がりは万全」と、万全の態勢での出走だということを強調。「500万なら力は一枚上だと思うので、今回は勝ち負けを期待したい」と、ここは一発回答での再昇級を目論んでいる。



土曜新潟10R
古町特別
ペルソナリテ
得意コースで巻き返しを
2歳時にダリア賞を勝っている得意の新潟コースに替わってペルソナリテに注目したい。降級で期待された前走の江ノ島特別は、かかり気味に先行してうまく脚がたまらなかったのが敗因。それでも掲示板を確保出来たのは、この馬の地力が現級では上位クラスであるが故。

管理する相沢師は「中途半端な競馬で消化不良のレースだったが、暑さに強い牝馬で調子は絶好」と、状態面での不安がない事をアピール。「中団あたりでうまく折り合って行ければ、巻き返しが可能」と語っている。スムーズな競馬さえ出来れば確実に上位争いとなるだろう。



日曜新潟9R
新発田城特別
ベストアクター
潜在能力の高さは相当
このレースは、有力候補のスターオブペルシャ、メンデンホールが除外になって、3歳のベストアクターにチャンスが巡ってきた。今年4月の未勝利戦で既走馬を相手にデビューとなったが、そのレースを圧勝した素質馬で、潜在能力の高さは相当なものがある。

昇級戦であった前走はキャリアの浅さを露呈しての6着に敗れたが「それでもコンマ6秒差なら悲観する事はない」というのが関係者のジャッジ。早い段階、それこそ3コーナーから鞍上の手が動き出すような競馬になったにも関わらず、あと一歩で掲示板という6着入線。キャリアを積んだことがそのまま上積みとなるし、スムーズなら競馬なら巻き返しが望める。



日曜新潟10R
岩室温泉特別
ストロングトリトン
前走12着は度外視可能
前走が勝ち馬から1秒以上離される大敗であったストロングトリトンだが、管理する鹿戸雄師は「半年ぶりでまだ本調子にはなかったし、距離も少し長かったので、12着でも納得の成績」と語っている。つまり前走の成績に関しては度外して問題ないという事。

今回は当時からグンとトーンが上がり「ひと叩きされて攻め馬の動きは一変してきた。冬場は体が硬くなりがちなので、元々暑い時期がいいタイプ。3勝の実績が示す通り新潟は得意な馬なので、今回は力が入る1戦だね」と師の表情はとても明るい。昇級直後は4着に好走していた事もあり、このクラスでも勝ち負けになる存在である。


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今週の裏ネタとは?

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者が、ハード取材で仕入れた裏ネタをコッソリお教えします。
堀内 泰夫

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者。かの故・大川慶次郎氏も一目置いていた存在。

現在も美浦トレセンに足を運んでハードな取材をこなし、安定感のある予想は業界随一の呼び声が高い。

「下手に穴を狙うより、堅いレースを絞って獲り切る方が馬券は圧倒的に儲かる」をモットーに、多数の会員様から絶大なる支持を集める。

「大きな万馬券を当てて一発逆転のスタイルの人もいるが、そういう精神状態では研ぎ澄まされた発想が出てこない。常に勝ち組でいる事こそが長く馬券を続ける最大の秘訣」とその達観した馬券戦術を語る。

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