日刊Sには載せられない今週の裏ネタ

提供:ホースメン会議

今週の裏ネタ[2017年10月12日]

確かな成長感じる秋


土曜東京9R
プラタナス賞
マイネルユキツバキ
距離延長で連勝狙う
1400M戦でのデビュー戦では、道中追走に手間取りながらも直線で力強く伸びて4馬身差の完勝。「適鞍がなく久々の出走になるが、早くからここを目標に調整したので仕上がりは万全」と厩舎に不安の色はないマイネルユキツバキに注目。

「初戦の内容から距離が延びたほうが競馬はしやすいはず」と高木登師。距離延長でテンのペースが落ち着けば、直線に入るまで余裕を持つことができるという算段であり、その通りに進められればまず好勝負といえるだろう。



土曜東京10R
白秋S
ロードセレリティ
実績ある舞台で一発
「左回りの東京でも勝ち鞍がある通り、ここは得意としている舞台」と小峰助手が語るロードセレリティ。再転入初戦で1000万勝ちを挙げたのが当地東京の1400M。同舞台での出走とあって陣営のトーンは高い。

「少しコントロールの難しさがあって成績が安定しないが、休み明けを使って状態は上向きだし、3走前に現級勝ちしているように能力も十分」と同助手。上手く立ち回れれば差のない競馬が出来る存在だ。



日曜東京10R
赤富士S
マイネルトゥラン
叩いて状態良化
前走は休み明けで少し太目だったという話のマイネルトゥラン。それでいて5着まで食い込めたのだからこれは健闘と言ってよく「元々が使い込んでよくなるタイプで、今回は体が引き締まった上に気合も乗ってきた」と、武市師の今回に対する期待も大きくなっている。

東京のダート2100M戦は現級勝ちの実績を持つベストの条件。「先行力を生かせる展開になれば、当然勝ち負けになっていい」と陣営は語っており、今回も積極的な競馬をする事になりそうだ。



日曜東京12R
神奈川新聞杯
フジノパンサー
誤算の夏を乗り越え
フジノパンサーは「時計のかかる洋芝が合うと思って今夏は函館に遠征したが、意外にも時計の速い馬場で期待した結果が出せなかった」と、この夏の作戦が誤算となってしまう形。結果を出すことは出来なかったが、今回は「放牧で立て直して状態はいい」とのこと。

今までは1200Mを専門に使っていたが「ガツンと掛かることが無くなったので今回は1400Mを試してみる」というのがこのローテンションの真意。時計を要す馬場が得意なだけに「雨が降って少し時計が掛かれば楽しみだ」と、今週末の雨予報も相まって古賀史師の表情は明るい。


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今週の裏ネタとは?

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者が、ハード取材で仕入れた裏ネタをコッソリお教えします。
堀内 泰夫

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者。かの故・大川慶次郎氏も一目置いていた存在。

現在も美浦トレセンに足を運んでハードな取材をこなし、安定感のある予想は業界随一の呼び声が高い。

「下手に穴を狙うより、堅いレースを絞って獲り切る方が馬券は圧倒的に儲かる」をモットーに、多数の会員様から絶大なる支持を集める。

「大きな万馬券を当てて一発逆転のスタイルの人もいるが、そういう精神状態では研ぎ澄まされた発想が出てこない。常に勝ち組でいる事こそが長く馬券を続ける最大の秘訣」とその達観した馬券戦術を語る。

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