日刊Sには載せられない今週の裏ネタ

提供:ホースメン会議

今週の裏ネタ[2018年12月6日]

本音は断然コッチが上


土曜中山10R
アクアラインS
クイーンズテソーロ
OP入りへ一直線
初勝利を挙げるまでに8戦を要したクイーンズテソーロだが、初勝利をキッカケに3連勝。その理由について関係者は「ひ弱さが解消して体に芯が入ってきたのが大きい」と解説。ここにきて完全に本格化ムードを漂わせている。

しかも3歳馬だけにまだまだ伸びシロは十分で、畠山吉師も「前走も余裕のある勝ち方だったので、昇級しても力は通用すると思う。初の中山コースも問題ないので、今回も勝ち負けを期待したい」と一気のオープン入りへ手応え十分だ。



土曜中山11R
師走S
フェニックスマーク
中山はパーフェクト
7月の交流重賞以来となるが、早くからこの中山を狙って乗り込まれてきたフェニックスマークのチャンス。脚元の関係で使っては休みの繰り返しだが、ダートは8戦して[5.2.1.0]と全く底を見せていない好素材。

とりわけ中山ダート1800Mは4戦全勝とパーフェクトで、田島俊師も「久々でも仕上がりは順調。寒い時期が合うタイプで、今回もまず崩れないと思う。楽しみな一戦だよ」とイキナリからの構え。



日曜中山9R
黒松賞
ナタラディーヴァ
中山でもう一丁
5戦目で初勝利を決めたナタラディーヴァのもう一丁に期待。その前走は先団直後を追走し、直線で追い出されるとラチ沿いから鋭く抜け出しての完勝。これまでにない鋭い脚を発揮したが、関係者は「1戦ごとに体の使い方が良くなっているんだよ」と成長ぶりを強調。

武藤師も「テンに行くと味がないけど、うまく脚がタマるといい切れ味を秘めている。差しが利く中山に替わるのはプラスで、昇級戦でも前走のような競馬ができれば楽しみ」と期待十分だ。



日曜中山10R
常総S
ビッシュ
本音は断然コッチが上
1年4ヶ月もの長期休養から復帰して3戦目となるビッシュの一変がありそうだ。2人気に支持された前走のユートピアSは8着に終わったが、スローで流れが向かなかったうえに、外を回るロスもあって力を出し切れなかったもの。前々走は長休明けの休み明けで太目残りと、ここ2戦は参考外としていい。

鹿戸雄師も「久々を2度使って今回は体が絞れてきた。ギブアンドテイクとの2頭使いになるが、力は断然ビッシュの方が上。重賞(紫苑S)勝ちのある中山コースに替わって改めて期待したい」と意欲満々だ。

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今週の裏ネタとは?

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者が、ハード取材で仕入れた裏ネタをコッソリお教えします。
堀内 泰夫

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者。かの故・大川慶次郎氏も一目置いていた存在。

現在も美浦トレセンに足を運んでハードな取材をこなし、安定感のある予想は業界随一の呼び声が高い。

「下手に穴を狙うより、堅いレースを絞って獲り切る方が馬券は圧倒的に儲かる」をモットーに、多数の会員様から絶大なる支持を集める。

「大きな万馬券を当てて一発逆転のスタイルの人もいるが、そういう精神状態では研ぎ澄まされた発想が出てこない。常に勝ち組でいる事こそが長く馬券を続ける最大の秘訣」とその達観した馬券戦術を語る。

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