日刊Sには載せられない今週の裏ネタ

提供:ホースメン会議

今週の裏ネタ[2019年2月28日]

勝って弾みをつける


土曜中山10R
上総S
ショーム
ここも一発通過狙い
昇級でもショームを狙い撃つ。前走は4ヶ月半ぶりの実戦を見事に快勝。それも関係者いわく「余裕を残した仕上げ」で、数字的にも22キロの馬体増。それで勝つのだから、ダートではまだまだ底が割れていない。

叩かれての良化を見込めば1600万でも力は即通用するはずで、鈴木伸師も「折り合いに課題がある馬なので、準オープンの速い流れの方が競馬はし易い。昇級でも楽しみ」と一発通過の構えだ。



土曜中山11R
オーシャンS
ナックビーナス
3度目の正直で決める!
このオーシャンSで2年連続2着のナックビーナスが“3度目の正直”で決める構えだ。関係者によると昨年の後半は体調を崩したとのことだが、寒い時期に調子を上げるタイプで、前走のカーバンクルSは牝馬で58キロの酷量を背負いながらの2着。

勝ち馬とは5キロの重量差があっただけに、負けて強しと言える競馬だった。この走りを見ても完全復調は間違いなく、杉浦師は「今回は54キロで出られるのは有利。中山は得意のコースなので、今年こそ!」と意欲満々だ。



日曜中山9R
スピカS
パイオニアバイオ
9着からの反撃へ
9着からの反撃を期すパイオニアバイオに注目。その前走は勝負どころでいつもの伸びが見られず。関係者に言わせると「使い詰めできた影響が少なからずあったようだ」とのこと。

そこでその後は立て直し。2ヶ月開いたのはそのためで、牧師も「中間は在厩で調整した。雰囲気はいいので改めて期待したい」と復調ぶりに手応え十分。2,3走前には東京・中山で連続2着に好走しているように、現級上位の実力馬。自身の力を発揮できれば巻き返しは容易とみる。



日曜中山10R
総武S
ハイランドピーク
勝って弾みをつける
休み明けでもハイランドピーク陣営の意気込みが違う。年明けに帰厩してからは十分に調教を積んでおり、仕上がりに関しては全く不安なし。ゲートの中で落ち着きがない点も、関係者に言わせると「そのあたりは乗り慣れて癖を知っているジョッキー(横山和騎手)なので心配はしていない」とキッパリ。

土田師も「春の目標は次開催のマーチS(3/24)だけど、ここはシッカリと決めておきたい」と力の入る一戦だ。というのもマーチSと言えば、昨年は出遅れて9着に敗れており陣営も期するところのある重賞。ここで勝って弾みをつける構えだ。

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今週の裏ネタとは?

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者が、ハード取材で仕入れた裏ネタをコッソリお教えします。
堀内 泰夫

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者。かの故・大川慶次郎氏も一目置いていた存在。

現在も美浦トレセンに足を運んでハードな取材をこなし、安定感のある予想は業界随一の呼び声が高い。

「下手に穴を狙うより、堅いレースを絞って獲り切る方が馬券は圧倒的に儲かる」をモットーに、多数の会員様から絶大なる支持を集める。

「大きな万馬券を当てて一発逆転のスタイルの人もいるが、そういう精神状態では研ぎ澄まされた発想が出てこない。常に勝ち組でいる事こそが長く馬券を続ける最大の秘訣」とその達観した馬券戦術を語る。

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