うまスクエア

今週の裏ネタ[2014年07月03日]

験の良いレースで今年も

福島開幕週の日曜メイン・ラジオNIKKEI賞は堀厩舎にとって験の良いレースで、07年のロックドゥカンプ、12年のファイナルフォームで２勝。他にも09年ストロングリターンが３着、10年クォークスターが２着に好走している。今年出走のラリングクライも３戦２勝の好成績を誇る素質馬で陣営の期待は大きい。手綱を取る戸崎騎手は「デビュー前に乗った時には気負うような面が見られたが、前走のレースでは落ち着いた走りで、とても乗りやすかった。まだ線の細さはあるが成長力に富むハーツクライ産駒。小回りコースも問題ないので、３歳馬同士の重賞なら十分にチャンスはあると思う」と一発を狙う口ぶり。

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先週の東京で５００万を勝ったばかりのベストドリームが、連闘でラジオNIKKEI賞に出走する事になった。高橋文師は「レース後も反動がなかったし、息の戻りも早かったので連闘でも状態は問題ない。重馬場で勝ったが、本来は良馬場向きの馬。マイル戦までしか経験はないが、上手く折り合って脚がたまれば好レースが可能」と語っていた。騎乗する西田騎手は、昨年のこのレースで14番人気のカシノピカチュウで２着して穴をあけた実績を持つ。「折り合えば走りそうな馬で雰囲気は昨年のピカチュウに似ている。当然、今年も一発を狙いますよ」と西田騎手はヤル気を見せていた。穴党には面白い馬かも知れない

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土曜福島のメイン・テレビュー福島賞で快速アビリティラヴが初めて芝のレースに挑戦する。走り慣れたダートとは言え、前走はオープン特別で３着に好走しており、準オープンに降級するここでは力が上だろう。菅野助手は「１週前に芝コースで追い切ったが動きは悪くなかった。芝スタートの中山ダート1200ｍ戦で３連勝したように、実戦でも芝の走りは上々で、初めてでも芝適性は高いと思う」と語っていた。主戦の柴田善騎手も「正直なところ１度走ってみないと何とも言えないが、芝で結果が出せれば今後の選択肢が広がるから頑張って欲しい」とエールを送っていた。

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土曜福島１０Ｒの開成山特別は、1000万から降級するトルークマクトが勝負態勢だ。ローカル開催の長距離戦に実績があり、福島の芝2600ｍはベストの条件。尾関師は「降級するのを待って、福島のこのレースを目標に調整してきた。久々でも仕上がりは万全だし、1000万で勝ち負けしていた実績から５００万に下がれば力も上のハズ。開幕週の馬場なので先行勢の前残りが怖いし、軽量の３歳牝馬も侮れないが、ここは早くから狙っていたレース。一発で決めたいね」と自信のある口振りだった。

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久保田厩舎は福島９Ｒの猪苗代特別に管理馬２頭を登録していたが、アナザーバージョンを来週の彦星賞に回してバンズームを使う事になった。前走のユニコーンＳは出遅れの不利を克服して３着したように、一戦ごとに力をつけている。久保田師は「元々、スタートは遅い馬なので、今回も後ろからの競馬になると思うが、長く脚を使うので途中から動いて行っても大丈夫。小回りでも福島はまくりが決まりやすいコースなので、３コーナーあたりからまくって行くイメージの競馬ができればいいかな。この後は新潟のれパードＳに使いたいので、何とか勝って賞金を加算したい。中１週の強行軍だが、ここは踏ん張りどころ。キッチリ決めて欲しい」と語っていた。

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