日刊Sには載せられない今週の裏ネタ

提供:ホースメン会議

今週の裏ネタ[2019年10月17日]

狙い定めた東京戦


日曜東京10R
甲斐路S
スパイラルダイブ
狙い定めた東京戦
6月の東京を最後に休養し、秋の東京で復帰するスパイラルダイブ。脚質的に直線の長いコースが合っており、東京芝1800Mは3戦して2勝・2着1回とパーフェクト連対の実績が示す通りベストの舞台。もちろんここは狙い定めた復帰戦

放牧明けで4ヶ月ぶりも、440キロ前後と牡馬にしては細身で仕上がり早のタイプで、担当は「馬体はキッチリできている」とデキに太鼓判。古賀慎師も「ここ2戦の内容からクラスにもメドが立っている。恐らく人気の1頭になると思うので、期待に応えたいね」と自信あり。



日曜東京11R
ブラジルC
サトノティターン
6歳の今がピーク
東京ダート2100Mは5戦して[3.1.0.1]と得意にしているサトノティターン。森助手いわく「前走後は放牧を挟んで、ここを目標に調整してきた。一番得意の舞台なので好レースを期待」とくれば目が離せない。

前走のエルムSは3着だったが、休み明けで自己最高の580キロと重め残りのうえに、距離も短いダート1700M。それで3着まで追い上げた走りは評価していい。今年は6歳シーズンだが、春の中山でG3のマーチSを勝ったように今がピークと言える充実ぶり。陣営もここはキッチリ決めたいところ。



月曜東京10R
テレビ静岡賞
アメリカンファクト
自己条件なら負けられない
オープンに格上挑戦した前走のNST賞を2着したアメリカンファクト。52キロの軽ハンデに恵まれたとは言え、これは力があればこそで、陣営も「内容的にはいい競馬だった」と満足気。

戸田師も「ここに来て確実にパワーアップして、堅実に走れるようになったのは楽しみな材料。自己条件の今回は56キロのトップハンデを背負うが、東京コースは相性が良い。再度好レースになる」とキッパリ。3勝クラス自体も前々走で2着とメドは立っており、ここは負けられない一戦だ。



月曜東京11R
オクトーバーS
ラストドラフト
半年ぶりでもイキナリから
皐月賞以来、半年ぶりの出走になるが、急ピッチで乗り込まれてきたラストドラフトに注目。わずか1戦のキャリアで京成杯を勝ったように、オープン特別ならポテンシャルの高さは明らかに上位。

皐月賞後に休養したのは深管を痛めたためだが、シッカリとケアをされ「いい状態で復帰戦に臨める」と戸田師も断言。続けて「精神面で成長し、子供っぽさが抜けてきたのも大きい。イキナリから楽しみだよ」と期待十分。初の古馬相手でも主役は譲れない。

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今週の裏ネタとは?

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者が、ハード取材で仕入れた裏ネタをコッソリお教えします。
堀内 泰夫

競馬に関わりたくて日刊スポーツに入社。以来、競馬一筋で本紙予想を30年近くに亘り担当してきた最高ランクの記者。かの故・大川慶次郎氏も一目置いていた存在。

現在も美浦トレセンに足を運んでハードな取材をこなし、安定感のある予想は業界随一の呼び声が高い。

「下手に穴を狙うより、堅いレースを絞って獲り切る方が馬券は圧倒的に儲かる」をモットーに、多数の会員様から絶大なる支持を集める。

「大きな万馬券を当てて一発逆転のスタイルの人もいるが、そういう精神状態では研ぎ澄まされた発想が出てこない。常に勝ち組でいる事こそが長く馬券を続ける最大の秘訣」とその達観した馬券戦術を語る。

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