うまスクエア

今週の裏ネタ[2014年08月07日]

今回は当然、見直し必要

日曜新潟１０Ｒの苗場特別は、適距離に戻るキタサンミカヅキが注目馬。前走の三浦特別はマイルの距離が長かった上にレコード決着で、この馬には時計も早すぎた。それでも６着と大きく崩れなかっただけに、ベストの1200ｍ戦に戻る今回は当然、見直しが必要だろう。大下内助手は「福島をパスして新潟開催に備えてきたので仕上がりは上々。ムラ馬でアテに出来ない面はあるけど、以前に比べてスタートが良くなってきたのは好材料。ハンデは重いけど、既にこの条件は２走前に勝っている馬。気分良く走ってくれればチャンス十分でしょう」と自信ある口振り。

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経験馬が相手の未勝利戦をアッサリと勝ち上がったヘヴンズチョイスが、日曜新潟９Ｒの村上特別で２勝目を目指す。２ヶ月ほどレース間隔は開いたが、美浦南Ｄコースで十分すぎるくらいに乗り込まれており、今回も出走態勢は万全。勢司師は「使った後にテンションが上がり気味になったので、レース間隔をあけて調整してきた。実戦を一度使っての上積みは大きく、状態は一段と上向いている。まだキャリアは一戦しかないが、スピード能力は高く昇級戦でも見劣りしないはず」と大きな期待を寄せている。

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現在、１０戦連続して３着以内の安定した走りを見せているフルヒロボーイが、４ヶ月の放牧休養を経て土曜新潟１１Ｒの越後Ｓで復帰する。５３０キロの大型馬ながらも坂路で入念に乗られてきただけに仕上がりは順調。田中清師は「気性が勝った馬なので休み明けは苦にならず、鉄砲使いにも良績がある。新潟は一度使って２着に好走しておりコース適性も問題ない。準オープンに昇級してからも堅実に走っているように、５歳を迎えて一段と力をつけてきた。勝ち味の遅さはあるけど相手なりに走るので、今回も崩れる事はないと思う」と語っていた。

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降級戦の前走、稲村ヶ崎特別はハナ差２着に泣いたダービーフィズが、土曜新潟１０Ｒの阿賀野川特別で巻き返しを期している。今春まではオープンで走っていた実力馬だけに、２階級降級したとなれば、いつまでもモタモタしているわけにはいかないだろう。小島太師は「前走はジョッキー（田中勝）の判断ミス。勝ち馬（サムソンズプライド）がマイペースで逃げているのに、後ろであんなにのんびりしていては勝てないよ。完全に脚を余しての敗戦だったね。状態は間違いなく前走より良いので、今度はキッチリ決めて欲しい」と雪辱に燃えていた。

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土曜新潟９Ｒのダリア賞は、畠山吉師が『短距離馬の結晶のような産駒』と評価するコウソクコーナーの一発大駆けがありそうだ。父は快速馬を多く出しているサクラバクシンオー、母ストリートパレードはスプリンターズＳを勝ったマイネルラヴの全妹にあたり、まさに両親からスピードの遺伝子を受け継いだスプリンター。畠山吉師は「スタートでもたつきながらも新馬戦を２馬身差で圧勝したように素質は高い。スピードに乗ってからの走りが素晴らしい馬だね。１ハロンの距離延長は問題ないので今回も楽しみ」と連勝に意欲を見せている。