うまスクエア

今週の裏ネタ[2014年10月9日]

適性なら文句なしに１番！

藤沢和厩舎は毎日王冠に管理馬3頭を出走させる。実績ならペルーサ、フレッシュな魅力ならロサギガンティアだが、東京1800メートル戦の適性なら文句なしにスピルバーグが1番だ。現在、この舞台では3連勝中と抜群の強さを見せている。藤沢和師は「骨瘤が出てエプソムＣを自重したが、その後は放牧を挟んで入念に乗り込んできた。間隔は開いたけど十分に稽古を積んでいい仕上がりですよ。以前は弱いところがあって使い込めなかったが、体質が強化してようやく本格化してきた。3歳時にはダービーに出たほどで、元々素質を買っていた馬。天皇賞(秋)に弾みをつけるようないい走りを期待したい」と語っていた。

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J･GⅠを連勝中のアポロマーベリックが、東京3日目8Rの東京ハイジャンプで6ヶ月ぶりに復帰する。前走の中山グランドJを勝った後は適レースがないため放牧休養していたもの。秋はここからスタートして暮れの中山大障害でGⅠ3連覇を目指す。堀井師は「昨年のこのレースは5着に敗れたが、当時はまだ成長途上。その後は走る度に力をつけて障害馬として完成の域に近づきつつある。飛越のうまさは天性のものがあり、スタミナも十分。久々でも仕上がりはいいし、62キロの重量も問題ない。昨年の雪辱を果たして、中山大障害に向けて好スタートを切りたい」と張り切っていた。

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東京ダートは[3 5 0 0]の好成績を誇るシンキングマシーンが、満を持して東京2日目10Rのテレビ静岡賞に出走する。中京に遠征した前走4着の後は、放牧で馬体を立て直して秋の東京開幕に備えてきた。武市師は「同じ左回りでも中京だとどうしても早めに動かざるを得ないが、東京は直線が長いのでじっくり構えて乗れる。末脚勝負のこの馬にはピッタリのコースですね。早めに抜け出すとソラを使う癖があるが、乗り慣れた大野騎手なら大丈夫。休み明けでも早くからこのレースに照準を合わせて調整してきたので仕上がりは上々。初戦から勝ち負け出来るはず」と自信ある口ぶりだった。

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前走レパードＳで10着に敗れたジャッカスバークが、東京3日目9RのレジェンドジョッキーズＣで巻き返しを期している。２走前の三浦特別では、先週の柳都Ｓを勝ってオープン入りを決めたトロワボヌールの半馬身差2着した実績があり、一発の可能性は十分だ。古賀慎師は「前走は力みが見られリズム良く走れなかった。ひと息入れて立て直したので、いい状態で出られそう。東京のマイル戦はベストの条件で、持ち時計の比較でもここでは上位。ダートならいずれはオープンに行ける馬だと期待しているので、今回はきっちり決めてほしい」と語っていた。

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東京初日10RのオクトーバーＳは一長一短あるメンバー構成で少頭数の割には混戦模様だが、「この相手ならたぶん勝てると思いますよ」と強気に構えていたのがマイネルジェイドに騎乗する松岡騎手だ。「日経賞とメトロポリタンＳの春の２戦は相手が強かったこともあるが、何か動きがピリッとしなかった。休養効果で前走の丹頂Ｓはすごくいい動きだった。向正面で他馬に寄られる不利がなければ勝ち負けになっていたと思う。今回は降級して自己条件だし、抜けた馬がいないここならチャンスは十分でしょう」と松岡騎手は一発を狙う口ぶりだ。